2003年発売。2002年に発売されたシグネイチャーフレグランスに手を加えて発売された2作目の香り。ブルーベルでは「淡いイエローのボトルには同色のレザーリボンがあしらわれており、デザイナーの細部へのこだわりを見ることができます。」と記載していますが、レザーではなくてただのビニールです・・・。

香りは彼の大好きなガーデニアの香りがしっかりと核になっていて、シグネイチャーフレグランスほどアクアノートを感じませんのでより生花に近くなっていると思います。ただ、生花っぽさはトップノートの一瞬で消えてしまって、いわゆる「ガーデニアの再現香」という香りになってしまうのが残念ではあるのですが、ガーデニアという香りにこだわらなければとても素敵な香りだと思いますよ。生花に近いエッセンスは所々できちんと感じられますし。青さもあるし、微かなクリーミーさもあるし、瑞々しさもあります。調香にある香りの中のどれ1つとして突出していなくて、ローズらしさもなく、アイリスらしさもなく、ベンゾインなんて全くわかりません。浮き立った香りがない分、純粋にガーデニアっぽい再現香をホワイトフローラルブーケとして楽しめそうです。

(04/07/2006)

2008年9月現在、オフィシャルサイトからはエッセンス、ブラッシュ共に記載がなくなってしまっていますので、そろそろ廃番かもしれませんね。(確かに似た系統が多いので整理した方が良いと思います)

(01/09/2008)