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Vaninger / バニンジャー


<香 調> スパイシーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 16ml
<濃 度> EDP

トップ
アンブロキサン、ベンゾイン、フレッシュジンジャー、ジンジャーCO2 エクストラクト、ヘディオン、ヘリオトロープ、キンカン、レモン、ティンバーシルク、トルーバルサム、ターメリック、バニラアブソリュート、ホワイトムスク
ミドル
ラスト



2016年秋発売の香り。展示会を9月に終え、10月にレユニオン島に出かけた折、バニラ農園の工場の中で、乾燥中のバニラたちと共にボトルを撮影し、勝手にプロモーション画像を作って彼に送ったところ、大爆笑して喜ばれた、という香り。

 

 

タイトル通りにテーマはバニラジンジャーなのですが、何よりもとにかくジンジャーが強く、このジンジャーがとても漢方っぽいというか、クセのあるジンジャーなのです。通常土の下にあるものから得られた精油はどことなく土っぽい香りがするものなのですが、ジンジャーもまたしかり。少し土っぽいジンジャーとなっていて、それがアニス調の甘さを伴って漢方のように広がるのです。バニラはブルボンバニラを使用しているそうですから、あながち間違ったプロモーションではなかったよう。とは言え、アブソリュートを使用している分甘さはダイレクトに広がらないというか、スモーキーで渋く香るのが特徴で、その甘さを補てんするために彼はベンゾインを使用しているんですね。ティンバーシルクとは軽いアンバーウッディノートなのですが、それがある分香り自体は重すぎないオリエンタルとなっています。

 

 

グルマン系の香りではありませんので、グルマンではないバニラ、オリエンタル系を探していた方に良さそうです。

(16/11/2016)

 

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