2003年発売。香りは、トップにジンジャーが香り、フローラルブーケに高価なウッドだそうです。以前は調香が明らかにされていなかったのですが、オフィシャルサイトがリニューアルされて全て調香が出てきました。確かに香りはトップからスパイシーにコリアンダーが香り、「インドの風をイメージしたエキゾチックな香り」というのもなんとなくわかります。スパイス貿易をテーマにした香りはいくつもありますが、これはペンハリガンの解釈したスパイス貿易です。全体的に乾いた感じがするのですが、すごくドライかというとそうでもなく、適宜ということばが当てはまるくらい調和のとれたドライ感。 ボトルもかっこいいというかかわいいというか、おしゃれですよね、これ。一応レディースになってますが、ユニセックスで全然平気な香りだと思います。真冬につけるにはちょっと甘さが物足りない気もしますが、これから暖かくなってくるともっと香りたちが良くなるでしょうね。ラストノートはゲランのチェリーブロッサムに似たグリーンティー系の感じが残ります。

(04/07/2006)

インドの風をイメージしたエキゾチックな香り・・・だからなのか、模倣レシピを組んでみるとジャスミン調の香りが組み込まれていることがわかります。そして風をイメージしているからなのかとても軽やかな香料をたっぷりと使用しているんですよね。タイトルやイメージほどスパイシーではなく、軽い軽いスパイシーウッディで、ラストノートはアンバーウッディ系の合成香料が肌に残ります。ちなみに、1番強く出てくるスパイスはコリアンダーです。

(03/10/2011)