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Sampleレヴュー

■Madame (1965年)

彼にとっておそらく最初の香りだったのではないでしょうか?
情報が少なくて詳細がわからないのですが、40年前と謳われているヴィンテージ商品と同じパッケージ模様のミニ香水によるレヴューです。こちらもおそらく70年代のものなのだと思われます。

香りはグリーンシプレでオークモスというよりもガルバナム調のグリーンノートにパチョリが絡むシプレになっています。最初はすっきりと青くフレッシュに感じるのですが、次第に温かみのあるウールのような香りに変化して落ち着きます。現行品ではもうこういった香りは見られないのですが、当時の流行を偲ばせるグリーンシプレです。SisleyのEau de Campagneに少しパチョリを足した感じというか、Paco rabanneのLa Nuitにガルバナムを足した感じというか、その2つの中間のような香りで、ラストノートは往年のMitsoukoのようになって消えていきます。EdTのようで香りの持続も長くはありません。(13/10/2010)

 

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