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No.2 Oeillet / No.2 ウイエ


<香 調> スパイシーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 30ml
<濃 度> P

トップ
クローヴ、ローズドメイアブソリュート、アイリスアブソリュート、ベチバー、ヘリオトロープ、クマリン、サンダルウッド、パチョリ、ムスク
ミドル
ラスト



 

2004年に発売された最初の4種のうちの1つで、調香は他と同じくDaniela Andrierが担当。ここ数年はこのExclusive Artisan Collectionの中からセレクトされた香りがInfusionシリーズとして展開されていますが、この香りは2011年現在まだ発売されていません。Infusionシリーズとの相性が良さそうなパウダリーノートを持った香りで、全体としてOeillet(フランス語でカーネーション)となっています。カーネーションはその花の香りの中にクローヴのスパイシーさを持っているために、必ずクローヴやEugenol(クローヴの主成分)が組み込まれています。

香りはクローヴだけではないもっともっとパワフルなスパイシーノートになっており、 クミンも組み込まれているようです。強く出るわけではないのですが、カーネーションの香りの製品の中では個性的なトップノートですね。クミンとクローヴが弾けた後はクローヴの残り香と共に少しずつ少しずつパウダリーノートが出てきます。通常のカーネーションはもう少しローズっぽい香気成分を感じながらバニラの甘さと共に現れるのですが、このパルファムはパチョリやベチバーも出てきてスパイシーフローラルというよりもスパイシーオリエンタルなまとまりになっています。これは中にアンバーグリス系の単品香料も入っているように思うのですが、アンバーグリス系の香料にCoumarinとHeliotropeが重なったパウダリーオリエンタルで消えていきます。パルファムですから柔らかい香りたちではありますが、持続はそこまで長くはありません。

(30/11/2011)

 

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