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Prada EDP / プラダEDP


<香 調> クラシックモダン
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ビターオレンジ、マンダリン、ミモザ
ミドル
ローズ、パチョリ
ラスト
ラブダナム、トンカビーン、バニラ、サンダルウッド、ベンゾイン



正式に国内発売される以前に、並行輸入の品がネットに溢れてましたので、国内正式発売となった際には、全く目新しさは感じずに残念な状態でした。

香りは、ここ最近の流行を一蹴するとてもクラシックモダンな香りです。媚びない大人の香りとでも言うべきでしょうか。サンダルウッドをはじめとしたシックなオリエンタルアンバートーンにパウダリーな要素がトップから香ります。トップのシトラスも控えめながらそこそこ持続するのはきっと他の香料(ムスクとか)との相乗効果なのでしょう。フルーティーさはあまりなく、ウッディオリエンタルにパウダリーな感じで、寒くなる時期に出番を迎えそうな香り。

(04/07/2006)

Carlos Benaimを中心に、Clement GavarryとMax Gavarryによる3名のチームによる調香で、テーマとなったのはアンバー。ボトル上部のシルバー部分にはAmberと書かれているため、この香りは通称Prada Amberとも呼ばれています。その香りの核はラブダナム、パチョリ、サンダルウッドとベンゾインの4種であることも記されています。プラダの最初の香りは1990年に発売されていましたが、廃番となった後、久しぶりのリリースということでとても力の入ったプロモーションでした。

香りは典型的なアンバーノートですが、シトラスアンバーというほどシトラスは強くはなく、かといってローズが広がるわけでもありません。上記の4種のアンバーアコードをしっかりと軸に据え、その他の香りはごくごくわずかなアクセント程度に抑えたというおオリエンタルウッディな基本となる香り。

以降、この香りをサインのように使用し、とにかくオリエンタルなアンバーベースが目立つ商品展開となりました。そのため、他の香りを香った後だと少し物足りなく感じられるかもしれません。オリエンタルというカテゴリのど真ん中にある典型的な香りですので、学ぶ方たちにとってはShalimarのように基本のオリエンタルになるのではないでしょうか。

(02/11/2023)

 

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