ブランドの紹介にもある通り、バリ島にフィアンセと旅行した際に、部屋中に香っていたチュベローズの香りに感動し、自身の結婚式で使うと決心します。自身でいろいろとブレンドを繰り返し、納得のいくものを作り出したところで、瓶にいれ、引き出物として配布した最初の香りです。

このブランドの製品は全て白いボックスに黒いリボンなのですが、この香りは最初の香りとして色を逆転させたボックスになっています。この香りのソープとEDPを購入しました。

香りは、華やかながら清楚なチュベローズで、どちらかというとすっきりしています。結構生花に近い香りで、少しチュベローズのクセも感じますから、チュベローズは精油を使用しているのかもしれません。ピゲのフラカを清楚にした感じの香りで、チュベローズの花束というくらいに香ります。広がるというよりも、「そこにある」という印象なのはパルファムだからかもしれませんね。

いろいろな香料が使われていますが、見事に「チュベローズ」としてまとまっています。ウッディも主張するほど強くはなく、全てがチュベローズを生かすためのスパイスなのだと感じる香りです。

(15/03/2007)