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Sampleレヴュー

■Corrida (2007年)

イメージ画のフルーツは香りのことで、ボトルというか液体の色は真っ赤です。深紅はタイトルとなっている闘牛の色。牛の闘争心に火を付ける色。何故か闘牛というタイトルがフルーツの香りとなっています。

トップ:ブラックカラント、レッドベリー、ネロリ
ミドル:ブラックカラント、スズラン、ローズ
ベース:サンダルウッド、ジャスミン、フローラルアコード

もう、香りは思いっきりベリー系です。いろいろとありますがベリー系。これは高級感を感じるとか以前に、似ている系が山ほどある香りです。どうしてもベリーが流行してしまった以上、商品が溢れてしまいましたから似ている系統が多いんですよね。Bath & Body Worksのボディスプラッシュ的とか、The Body Shopの製品にありそうだ、という雰囲気もします。エスカーダのセクシーグラフィティの甘さを少し抑えた感じというのもニュアンスが伝わりそうです。闘牛とは全く無縁な香りですが、ジューシーで熟れた果実を楽しめる香りだと思います。ちょっと大人っぽさはないかも。(14/08/2008)


■Ipanema (2007年)

イメージ画からもわかる通りにテーマは海です。スペインのイパネマビーチでしょうか。貝殻と打ち寄せる波。砂浜には日差しが緩やかに注ぐ。そんなひと夏のロマンス。

トップ:イランイラン、オレンジ、グレープフルーツ
ミドル:フリージア、サンダルウッド、ココナッツ、ホワイトフローラル
ベース:トンカビーン、バニラ、パチョリ、マリンノート

マリンノートがベースにありながらもとってもフレッシュなフルーツで始まって好感度は高いです。すーっと潮が引くようにシトラスが消えると、そこからココナッツとフローラルが広がるんです。マリンノートが強すぎない所に好感が持てるんですね。フローラルも強すぎず、フルーツも強すぎず、ミドル以降は少しココナッツやバニラの甘さを持った香りになっていきます。青いクリームソーダのような感じかも。シュワッとした感じはないですが。 (14/08/2008)


■40゜a l'ombre (2007年)

イメージ画からわかるようにテーマは「オレンジ」です。
弾けるように広がるオレンジゼストの香り。それはまるで宝石から生まれた香りのように弾けとんで広がった。

トップ:レモン、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツ
ミドル:ジャスミン、ラベンダー、ゼラニウム
ベース:パチョリ、サンダルウッド、ムスク

タイトルは「日陰」。暑さを忘れるくらいにスパークする香りということなのかな。付けた瞬間から香るのは苦味のあるシトラス。フレッシュなシトラスコロンではなくて、パチョリやハーブの効いた渋い大人のシトラスという印象です。ミドル以降に渋さが落ち着き、シトラスが残ると言う不思議な感覚なのですが、EDPなんですよ。ミドル以降はとっても使いやすい香りで、シトラスフルーツの中に少しウッディがある程度の優しい香りとなります。シトラスコロンとはちょっと違う印象で、これはこれで楽しいです。(14/08/2008)

 

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