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Gender Ginger / ジェンダー・ジンジャー


<香 調> スパイシーウッディムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、グレープフルーツ、ジンジャー、パチョリ、ローズウッド、アンバー、ムスク
ミドル
ラスト



 

2017年発売。タイトルはそのまま言葉遊びです。ジンジャーをクールなユニセックスにしてみよう、ということでしょうね。

精油を使うと土っぽい印象が強くなるジンジャーを、明るくさっぱりと使ったユニセックスな香り。爽やかなジンジャーをグレープフルーツで包んで散らし、残り香にバニラの甘さを加えてジンジャーシュガーのようなあっさりとした甘さに仕上げています。ローズウッドというよりもリナロールがたっぷりと感じられるのも、明るく感じる理由だと思うのですが、サマーフレグランスで使えるような、フレッシュスパイシーフレグランスです。

(24/10/2017)

 



奇しくも13日の金曜日のレヴューとなったのですが、少しドライでスパイシーなジンジャーがシトラスにリフトアップされて始まるトップは、爽快で心地良く、まだ肌寒いウィーンの早朝の街をこの香りをつけて歩いた記憶が蘇りました。旅先で使う楽しさは思い出に刻まれる点にもあると思うのですが、とても雰囲気に合っていたのです。

土の下にある部位から得られた精油は、アイリス、ベチバー、コスタス、ジンジャー、ナガルモタなどがありますが、どれも一様に土っぽいウッディノートを感じさせます。だから、ウッディノートとの相性は抜群。パチョリをアクセントに、ほの甘いベースノートへと導かれる香りは、ジンジャーで始まりつつも温かみもあり、静けさもあり、気持ちを整えてくれるような香りです。

(13/09/2019)

 

 

 

 


 

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