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Sampleレヴュー

■Tamboti Wood

Tamboti Woodとは家具にも使われるアフリカンサンダルウッドと呼ばれる樹木。

タンボチウッド、シダーウッド、サンダルウッド、ベチバー

レイヤー使いを提唱しているシリーズの中のウッディなわけですが、レイヤー使い提唱ということももちろんあるのでしょうけど、1つだと香りが薄いんですよ。もちろんウッディノートとしてはとてもすっきりとしていてサンダルウッドとシダーウッド、ベチバーの香りがメインなので良い香りではあるのですが、ちょっとこれだけでは寂しいというのが印象です。レイヤー使いの出来るものは、単独でもちゃんと楽しめて、且つ重ねると更に幅が広がるというのが良いのに、これはちょっと重ねないと楽しめない・・・という雰囲気かも。EDPでウッディなので、ホワイトムスクのようにトップノートがないまま肌の上で持続するという香り方をしています。香りは薄いのに薄いものが持続をするんですよ。仄かさを楽しむというのは日本人にとって良さそうですけど、そうするとちょっと量を増やさないとダメかも。ラストノートはサンダルウッドというよりもちょっとベチバーよりの香りになるのですが、僕はベチバーそのものが好きなのでこれはこれでありだと思います。(22/07/2008)


■Midnight Orchid


Ultimate Vanilla Collectionの中のBlack Orchidという香りがタイトルをMidnight Orchidと変えて発売されたものです。このブランドはバニラコレクションをいくつか発売している通りに、バニラの強い甘さを前面に出している製品が多いのも特徴です。もちろん、最新の香りは重ね付け提唱のすっきりしたものも多いんですけど。

ホワイトガーデニア、エジプトジャスミン、フリージア、バニラアブソリュート、ソフトムスク

付けた瞬間から香るのはやはりバニラなのですが、ガーデニアっぽさも出ています。ココナッツとガーデニアの香りの組み合わせと比較してみると、クリーミーな甘さがないのがバニラとガーデニアの組み合わせならでは。次第にジャスミンっぽさも感じてきますが、フリージアはあまりわからないのかも。ジャスミン、ガーデニア系の香りを甘くした香りですがベタベタしたグルマン系の系統にはならないのは、しっかりとフローラルが主張しているからですね。

 

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