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Antidote / アンチドート




<香 調> アロマティックフゼア
<仕 様> メンズ
<容 量> 40ml
<濃 度> EDT

トップ
ミント、ベルガモット、マンダリン、グレープフルーツ、カルダモン
ミドル
オレンジブロッサム、ラベンダー、ヴァイオレット、ゼラニウム、サンバックジャスミン、ピオニー、ナツメグ、シナモン、フリージア
ラスト
パチョリ、ラブダナム、バニラ、アイリス、サンダルウッド、ホワイトシダーウッド、ガイヤックウッド、アンバー、レザー、トンカビーン、ツリーモス、ホワイトムスク



2006年発売。まずアメリカで発売された後に、2007年になって世界展開となりました。オフィシャルサイトでは、プロモーション用のビジュアル映像があるのですが、当時にしては一見の価値あり、というくらいに創りこんでいます。余計な装飾はなく、香水のみをアピールしています。

 



付けた瞬間はトップのシトラスが香り、アロマティックフゼアな香りです。ラベンダーとかゼラニウムがやはり他のフローラルよりも強く、フゼアを成して広がります。トップのシトラスとハーブが一段落すると、少しずつ柔らかなウッディが前に出てくるようになり、微かにバニラの甘さも顔を出してきます。決してバニラが強い冬向きな香りではなく、真夏以外はいつでも使えそうなマルチな香りになっています。

イタリアのセフォラで購入した際にはコーナーを作って展開していましたが、それほど強く「珍しい」という印象はなかったので一番小さなサイズに留めておきました。この香りは、大きな特徴やものめずらしさはないけれど、オーソドックスでマルチという点で、メンズの1作目としてははずさない香りだと思います。(カジュアルというよりもスーツな印象ですし)ラストノートはとても穏やかで好印象なのではないでしょうか。ムエットではなかなか柔らかな甘さとウッディが香らないため、肌に乗せて試された方が良いと思います。

(18/05/2007)

 

 

久しぶりにボトルを手に取り、チェックをしていたらラベルが剥がれてしまいました。金属っぽいプラのプレートは4点で接着されているのですが、経年で粘着力が弱まってしまったのでしょう。お持ちの方は今一度チェックを。そして無くしてしまわないように貼りなおしておくことをおススメします。

香りはシナモンの効いたラベンダーが、シトラスに包まれてフレッシュに始まります。カルダモンよりナツメグより、少し前に出て主張していたのはシナモンで、ラベンダーが中心となってメンズのフゼア香を成しているのです。ただドライではなくスイートムスクに溶けていくスタイルで、オリエンタルというほどでもなく、レザーやパウダリーでもない、捉えどころのないミックスジュースとなって消えていきます。この1つ1つがわからない調香というのがなかなか難しく、いろいろ入っているのに結果として1つにしか感じられないというラストを迎えます。基本的な香りの構成としては典型的なアンバーラベンダーを軸に、シナモンでアクセントを付け、フローラルノートで軽さを出したというもので、上記でも記したように、メンズらしいメンズの香りでありながら、70、80年代のメンズトニック香ではなく、少し違う形を模索していた時代であったことが感じられます。ここから時代は更にユニセックス寄りとなり、最後はメンズ、レディースという垣根がなくなっていくのです。

(24/06/2020)

 

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