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Antilope / アンティロープ


<香 調> フローラルアルデヒド
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDC、EDP

トップ
セージ、ネロリ、ベルガモット、カモミール、アルデヒド
ミドル
スズラン、ジャスミン
ラスト
パチョリ、アイリス、アンバーグリス、ベチバー



1945年に発売されたヴェイユの香り。クラシカルでフローラルアルデヒドです。タイトルは「カモシカ」を意味しているようですね。カモシカというよりもガゼルのような南アフリカに生息する「れい羊」の仲間。その、革を意味しているようです。革そのものではなくて、アンティロープキャニオンという美しい谷もあるようで、そちらだったりするのかもしれませんが、この谷も名前の由来は同じようです。

調香にはレザーがありません。でも、アイリスのパウダリーさがレザーっぽさを出す可能性もありますし。

なんていろいろ調べた上で肌に乗せてみました。一言で言うとセミオリエンタルな香り。アイリスのパウダリーさが出ていますけれど、アルデヒドはトップ以外では強く感じません。コロンということもあって、濃厚さも少なくてわりと使いやすいカジュアルさも感じます。薄く広がるヴェールのような香り。ヴェイユのバンブーをお使いの方にはこちらもおススメかも。バンブーのグリーンっぽさを抜いて、オリエンタルにした感じで、軽さも似ています。とっても上品ですよ。 1時間ほどしか持たないコロンですが、パウダリーで優しい香りが風に流されて消えていくように儚く香ります。

(15/07/2006)

その後に発売されたEdPバージョンのレヴューを追記です。EdPバージョンは2002年の親会社変更に伴って発売された香りだと思うのですが、その際に上記のボトルはなくなり、新たな形へとなりました。

 

 

濃度は変わりつつもあまり香りの印象は変わらず、時間と共に落ち着いたアルデヒドが柔らかなフローラルノートに包まれて香ります。EdCに比べたら骨格がしっかりしているというか、フローラルアルデヒドである、という印象が際立っていて、安価でありながらもクラシカルな良さを感じさせてくれます。昔の化粧品っぽいというイメージを持たれる方もいるのかもしれませんが、アルデヒド、パウダリーノート、スズランやジャスミン、そして薄っらとしたカーネーションのような甘さのあるフローラルノート・・・。調香が複雑ではなくとてもシンプルですので、今でもさらりと使えますよ。

(19/05/2015)

 

どうしてもタイトルや毛皮ブランドだったという記憶から印象はレザーなのに、香るとレザーではなくフローラルアルデヒドがクラシカルに広がり驚かされるのです。久しぶりに肌に乗せてみたのですが、とてもシンプルな調香でありながらヘリオトロープやアイリスの効いたスイートパウダリーなラストへ向かう間のふわふわとしたフローラルアルデヒドは、軽やかに漂う品の良いヴェールで、EdPであってもEdCのように主張することなく消えていきます。

ラストノートとして肌残る香りは、アルデヒドの残り香にアイリスムスクが重なる形で、洗い立てのリネンのように爽やかで清潔感が感じられます。今の時代からしたら少し単調すぎるというか、シンプル過ぎると思われてしまうかもしれませんが、コロンのようにあっさりと使えるエレガントさは、色褪せることなく今の時代に引き継がれて支持されているのです。

(15/10/2020)

 

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