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Nightingale / ナイチンゲール


<香 調> フロリエンタルシプレ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 60ml、11ml
<濃 度> Extrait de Parfum (20%)

トップ
ベルガモット、レモン、サフラン
ミドル
ジャパニーズプラムブロッサム、レッドローズ、ヴァイオレット
ラスト
ウード、パチョリ、モス、サンダルウッド、フランキンセンス、ホワイトムスク、アンバーグリス



 

2016年10月10日にリリースとなったNightingale、日本語でウグイスです。この調香のお話を頂いたのは今年に入ってからのこと。実は移転前の高円寺にオフィスがあった頃から話をしていたのですが、移転のためにしばらく忙しくなる、と伝えていたのです。移転から1年、時間が出来ましたということで。

Zoologistの方からまずはテーマとなる動物が伝えられ、それにまつわる話や抱いているイメージが伝えられて調香を始めることになるのですが、今回の場合は別でした。彼はまず、自分の作りたい動物はあるかと聞いてくれたのです。そこで思いついたのは、proficeオリジナルとしてセミナーで公開していた花簪(はなかんざし)でした。(だからイラストのウグイスも簪を付けていますよね)

 

 

proficeオリジナルとして作っている香りたちは、1つ1つにストーリーや思い、理由が存在します。その中でもとても日本的なものを題材としていたのが花簪でした。この和歌の内容を伝えるのがどれほど大変だったことか!! でも、結果としてストーリーがとても面白いということで制作に入ったのです。テーマは花簪と同じで、「出家していく姉に、ウードの数珠をサンダルウッドの箱に入れ、梅が枝で止めた贈り物を渡した」という和歌の背景にスポットを当て、それを受け取った姉は梅が枝を簪にしたかもしれない、と妄想した場面が香りにつながりました。和歌は「あなたはもうすぐ出家してしまう、私の悲しみの涙は数珠と混じり、あなたは気づかないことでしょう」という別れの悲しい内容ですが、そうではない香りにしたのです。

 

 

花簪は、梅の花とウードの香りを軸としたものでしたが、平安時代のものだし・・・とクラシカルなパチョリたっぷりシプレとして再構成しました。調香は随分違うものとなったのですが、これを以て花簪は廃番ということに。オリジナルの梅の花のアコードもレッドローズも調香体験セミナーのCタイプで使用していた香料たちです。あの香りをこの香りのために少しアレンジし、あれこれプラスしながら試作を繰り返し、完成となりました。

トップでは一瞬シトラスが弾けるものの、香りは梅の花にパチョリが重なったシプレで始まります。そこからは、少しパウダリーなニュアンスもあれば、ローズ調の部分が顔を出すこともあるでしょう。フランキンセンスが意外にも強く前に出てくることもありますし、パチョリとウードが重なって渋く肌に残ることもあります。それは、使われる皆さんごとに違っていて良いのではないかと、海外のコメント、レヴューを読んで感じました。僕自身は、自分にとって最初のこの香りが、流行とは無縁なクラシカルシプレにまとめられたこと、セミナー同様に液体に色素を入れproficeらしくなったことが何よりも嬉しいです。

何よりも、こんなに可愛らしいイラストを用意してくれたこと、イメージ写真を丁寧に撮影してくれたことに感謝ですよ。このために和菓子のサンプルを探して合羽橋を回ったのですから。全てが、本当に全てがスムーズに進み、発売と同時に注文が殺到し、今までで一番の好スタートを切ったそう。購入下さいました皆さま、ありがとうございます!!

(21/10/2016)

 

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