*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Myrrhe / ミルラ


<香 調> スパイシーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 30ml
<濃 度> EDP

トップ
シナモン、ミルラ、パチョリ、フランキンセンス、シダーウッド、アンブロキサン
ミドル
ラスト



Julien Rasquinetの調香で、組み込まれたのは海水に濡れた後に太陽に温められた海辺の岩の匂い。つまりは、浜辺で過ごす静かな時間ということですね。94.09%が天然由来です。

ミルラをミルラらしく楽しむことが出来る香りはそこまで多くはないのですが、これはミルラがトップから感じられます。それも、少しシュワッとしたニュアンスで感じられるのはシナモンがシトラスノートと共にコカ・コーラのように感じられるからかもしれません。で、その部分は長くは続かず、シナモン調のスイートミルラとなって落ち着きます。残念ながら海辺の岩場の香りはどこなのかわかりませんでした。

(31/08/2022)

 

ミルラと言えばフランキンセンスと共にクリスマスの香りのイメージにつながっていきますが、この香りはそこを真逆の夏にした香り。白い砂浜と焼け付く太陽。そして潮風が濡らす岩の匂い。そこにミルラが重なると・・・。

そうそう、そうだった!! と、上記を見て思い出したのですが、コカ・コーラ系オリエンタルだったのでした。クリスマスの乾杯がコーラではないと言い切れませんが、クリスマスというよりも普通のパーティーシーンな香りで、オリエンタルなベースはありますが、コカ・コーラによってとても日常的な香りとなっているのです。ミルラはしっかりと香っているのですが、それらしい雰囲気はとても控えめで、時おり感じられるフランキンセンスの方が主張が強いほど。主役というには少し影が薄いミルラですが、夏でも楽しめるオリエンタルといったところでしょう。持続も延々と長くはない4時間ほどです。

30mlのボトルにラベルはなく、ボトルの底にあるシールでのみしか香りの区別がつきません。だから、やはり手にするのであれば、お気に入りは100mlがいい。

(30/08/2023)

 

<Headspace Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜