*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Sauge / セージ


<香 調> フレッシュアロマティックウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 30ml
<濃 度> EDP

トップ
ブラックペッパー、クラリセージ、クミン、アンジェリカルート、ゼラニウム、サイプレス、シプリオール、サンダルウッド、フランキンセンス、トンカビーン
ミドル
ラスト



Caroline Dumurの調香で、組み込まれたのはヘッドスペース法で採取、再現された嵐の後の香り。どこの嵐なのかというと、山の渓流をイメージしたようです。水量が増して迫力たっぷりの滝つぼの匂い。92.53%が天然由来です。

クミンがアクセントとなって香る、とてもアロマティックな香りです。全体としてはフレッシュなアロマティックなのですが、時折鼻をかすめるオゾン、マリンのニュアンス。それが嵐の後のアコードなのでしょう。クミンがなかったら、なんてことないユニセックスなフレッシュアロマティックだったのに、クミンが効いていることでグッと通好みなテイストへと引き寄せられています。(29/08/2022)

(30/08/2022)

 

印象は1年前と変わりなく、とてもフレッシュなアロマティックノートで始まります。トップのアロマティックさは少しメンズ寄りで、そう感じられるのはフゼアっぽいトーンが隠れているからかももしれません。でも、そこからクミンをアクセントとしたアロマティックウッディへと変化していくのです。トンカビーンは強くはなく、土っぽいシプリオールも強くはなく、渓流を思わせるオゾン系のフレッシュノートがアクセントとなって広がるのですが、そのオゾンもアロマティックノートの方が強く、たっぷりのフレッシュノートに包まれて強すぎないオゾンとして存在しています。とても使いやすい清潔感のあるフレッシュアロマティックで、最後は少しクリーミーなサンダルウッドが肌に残ります。

嵐の後の匂いは、例えば街中だったならば風に千切れて道路に散らばる青葉のグリーンノートが印象的だったりします。渓流では水量が増して飛沫が散るわけで、オゾンノートが発生するんですよね。テーマにも合っているし、強すぎない個性で使いやすく、最初の1本に良いのではないでしょうか。どちらかというと、メンズ寄りの香りです。

(11/09/2023)

 

<Headspace Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜