*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Tubereuse / チュベローズ


<香 調> ムスキーフローラル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
チュベローズ、ガルバナム、ブラックカラント、シダーウッド、タバコ、ブルボンバニラ
ミドル
ラスト



Nicolas Beaulieuの調香で、組み込まれた香りは愛し合った火照った肌に残るタバコの匂いだそう。本当にヘッドスペースで採取したのか、イメージしたアコードを使用したのかわかりませんが、チュベローズにはとてもマッチする香りだと思います。90.52%が天然由来です。

チュベローズは基本的にアコードだと思いますが、それでもとても生花を思い起こさせるアコードとなっており、かなり強めにグリーンを利かせたチュベローズで始まります。これはもうチュベローズの香りがお好きな方であれば間違いのない香りで、生花らしさを保ったままオリエンタルになることなく香り続けます。タバコが強すぎないところもポイントでしょう。

(30/08/2022)

 

2023年夏、チュベローズが開花したのを機に、今年のチュベローズの香りとしてこちらを求めました。送付までに1週間かかり、到着までに2週間近く要したため、あわやチュベローズが咲き終わってしまいそうでしたが、次々と蕾があがり、9月まで少しずつ咲いてくれそうです。まだシーズンは終わりません。

2023年の展示会ではボトルをデザインしたJules Dinand (著名なPierre Dinandのお孫さんです) にお会いすることが出来ました。ボトルは香料業界にとても馴染みのあるラボ用ボトルをモチーフにしてデザインされ、30mlと100mlが同じキャップとなりました。もちろんサンプルも小さいながらデザインは同じで、業界でよく使用される香料のサンプルボトルにそっくりです。でも、手にするならばやはり100mlが良い。キャップはマグネットでかっちりとハマるようになっています。

香りはスプレーした瞬間だけグリーンのガルバナムが少しフルーティーに広がるのですが、一瞬でチュベローズに切り替わります。ブラックカラントやガルバナムはスパイスのようなアクセントで、チュベローズの香りに変化を持たせる役目。そこから後半はチュベローズらしいチュベローズが広がり、上記にも記したようにタバコが香り過ぎることなく消えていきます。もともとのチュベローズに湿布香があるので、タバコのスモーキーなトーンは相性が良く、チュベローズがクールに変化するのですが、そこまで強くはなく、ラストノートも良くある手としてはサンダルウッドムスクに落ち着くのですが、こちらはバニラとシダーウッドというコンビネーションになっています。

(29/08/2023)

 

<Headspace Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜