エジプトのアカバ湾にあるリゾート地、ダハブをタイトルとした香り。

調香通りのトロピカルなマンゴー、パッションフルーツ系の香りでスタートします。Escadaの毎年の限定品にあった2000年頃のトロピカルシリーズにも似た雰囲気で、なんだかとても懐かしく思えてくるほど。でも、そこからじわじわとフルーティーオリエンタルへと変化していくはずだと期待していたのですが、なかなかパチョリやアンバーが出てこず、近年流行のアンブロセニドを用いたアンバーグリスノートだけがフルーツに重なって香るのです。このアンブロセニド、ごく少量でもとてもパワフルに香るのが特徴で、そこが好きであれば良いのですが、苦手だと難しいだろうなぁ。結構、グイグイと前に出て主張するタイプのアンバーグリスノートですから。

(07/06/2016)