*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

MEθEXIS / メテキシス


<香 調> オリエンタルグルマン
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 10ml
<濃 度> EDP

トップ
フィグ、ブラックカラント、ドライフルーツ
ミドル
ハニー、ココア、バニラ、シナモン
ラスト
シダーウッド、ムスク、アンバー、ベチバー、ベンゾイン



Methexisというギリシア語で古代ギリシア語で神と人間のコミュニケーションという意味だそう。調香はChris Carbonnelで、香りはフィグをメインとしたグルマン。

神との会話のツールは煙であり、フランキンセンスが使用されることが多かったわけですが、それをフィグにしたのは禁断の果実ともされる聖書の中の記述をモチーフにしているからなのかもしれません。ねぇ、美味しいでしょう? とも言わんばかりのグルマンは、なんとカカオが使用されました。トップではカカオがスパークし、とてもグルマンで始まります。でもそこからすぐにフィグが香り始め、カカオの香ばしさを感じながらのフィグへと切り替わっていきます。フィグの甘さは通常ココナッツが多いわけですが、これはそこをバニラとハニーも加えてグルマンとした形です。ただ、ベースにはパチョリやウッディノート、オリエンタルノートがあるため、美味しいだけのグルマンではなく、フレグランスとして確立しています。フィグ系のフレグランスは数多くありますが、カカオを組み合わせた香りは初めてなのではないでしょうか。カカオは時代を象徴する流行のノートのため、今の時代にとても相応しい香りだと言えます。

Heritage Collectionの香りで、10、100mlのEdPが45、180ユーロで発売に。

(07/07/2023)

 

<Manos Gerakinis Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜