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Sampleレヴュー

■Percival (2018年)

フランスに伝わる伝説上のサラブレッドの名前なのだそう。Hamid Merati-Kashaniが担当で、ブルーボトルで発売となりました。

トップ:ベルガモット、マンダリン
ミドル:ラベンダー、ゼラニウム
ベース:ファーバルサム、ウッディノート、スパイス

ジャスミンとへディオンベースのフレッシュフゼアの香りです。懐かしいさを覚えるほど典型的なファッションフレグランスの香りで、ヴァイオレットリーフのグリーンかゼラニウムとラベンダーが重なるフゼアにアクセントを添え、90年代に戻ったかのような感覚になります。あの頃のメンズフレグランスはどれもこんな香りだったのでした。ベースは強くなく、メンズ特有のフレッシュノートがDavidoffのCool Waterのように香ります。(06/12/2019)


■Layton (2016年)

馬ではなくヴェルサイユのカラフルな喧騒をテーマとした香り。

トップ:アップル、ベルガモット
ミドル:ジャスミン、ヴァイオレット
ベース:バニラ、ペッパー

一言でまとめてしまうとオリエンタルウッディなのですが、そこに微かにフルーティーなトップ、メンズらしいスパイス、そしてたっぷりのヴァイオレット系香料でまとめたというもの。トップの時点ですでにかなり甘く、フゼアと共にメンズフレグランスを支えてきたオリエンタルウッディという形で、大きな特徴はありませんが、その分誰もが使いやすい香りだと思います。普通の中でも本当に普通な、目立たない人という香りですので、周囲に溶け込みたい人には良いのではないでしょうか。(06/12/2019)

 

■Godolphin (2010年)

最初の4種よりも少し高いシリーズで、数々の勝利を収めた後に種馬として活躍した、18世紀のアラビアンサラブレッドの名前。サラブレッドの歴史に於いてはDarleyと共に祖となる種の1つで、その伝説的な生涯は小説にもなったほど。詳細はこちらをご参照下さい。

トップ:タイム、サフラン、サイプレス、グリーンノート、フルーティーノート、マテ茶
ミドル:ローズ、アイリス、ジャスミン
ベース:レザー、ベチバー、レザー、ホワイトシダーウッド、アンバー、バニラ

スパイシーフローラルウッディというよりも、トップではフルーティーさが前に出てきてフルーティーなレザーウッディとなって香ります。スモーキーなレザーよりもサフランが強く、ローズもきちんと香っています。一連の香りの中では1番ユニセックスに近いメンズ香なのではないでしょうか。力強いメンズ香というよりもやはりモダンで温和なイメージを受けます。メンズらしいメンズ香が苦手な方は、こういう香りから始めると良いですよ。結構セクシーに香ると思います。(20/06/2012)


■Pegasus (2011年)

最初の4種よりも少し高いシリーズで、シルバーボトルの製品です。香りは馬だけではなく乗っていた王族のイメージも付加した香りに。

トップ:ベルガモット、ヘリオトロープ、クミン
ミドル:ラベンダー、ビターアーモンド、ジャスミン
ベース:アンバー、バニラ、サンダルウッド

アンバーラベンダーを軸としたフゼアの変形バージョン。クミンは微かなアクセントで、バランスはとても素敵です。ヘリオトロープだけではなくアーモンドが入ることにより、柔らかな杏仁系のフゼアという少し変わった香りになっているのです。ラベンダー自体の持続はそこまで長くはないのですが、ミドル以降はヘリオトロープに押されてグッと控えめな香りとなり、今までに香ったことのない個性的なフゼアとなります。決して使いにくい個性ではないのですが、今までになかった新しい組み合わせですよ。(20/06/2012)


■Ispazon (2010年)

オランダを産地とする種類の馬の名前で、香りはウッディオリエンタル。

トップ:レモン、ライム、ワイルドオレンジ、ベイリーフ、タイム
ミドル:グリーンノート、スズラン、スパイス、シダーウッド
ベース:アンバー、バニラ、ムスク

肌に乗せた瞬間結構なスパイスが香りました。カルダモンやコリアンダーのようなスパイス類です。そこから今度は微かなクミン系のスパイスがハーブと重なり、グリーン調(Triplalという香料のような)のくすんだフゼアっぽい雰囲気に変化していきます。ウッディオリエンタルというよりもグリーンオリエンタルという感じで、グリーンノートがとても印象的です。でも、爽やかではないのです。決して重いオリエンタル香ではないのですが、軽く爽やかな香りでもなく、ラストノートはLippizanより少し深みのあるアンバーウッディノートとなって落ち着くとてもバランスの良いメンズフレグランスです。(19/06/2012)


■Lippizan (2010年)

16世紀に交配されたスロヴェニア産の馬の名前で、香りはウッディアーシー。

トップ:ベルガモット、レモン、カルダモン、タイム、タラゴン、クラリセージ
ミドル:ジャスミン、ローズ、アイリス、ガルバナム、パチョリ、シダーウッド、ベチバー
ベース:ツリーモス、バニラ、レザー、アンバー、ムスク

アーシーと言うからには余程パチョリとモスが強く出ているのだろうと想像したら、トップからガルバナムがツンと顔を出すグリーンシプレで始まりました。トップでこそタイムやセージが香りましたが、ミドル以降はフローラルノートが全体を柔らかくしていて、ダンディな力強さは控えめな香りとなっています。でも、きちんとメンズになっているんですよ。ガルバナムが消えた後はシプレというよりもアンバーウッディノートが残りますので、メンズのフゼアっぽいニュアンスやラベンダーが苦手な方にはこういったメンズ香が良いのかもしれません。(19/06/2012)


■Shagya (2010年)

サラブレッドのアラビアンホース名にちなんだ最初の4つの香りの1つ。

トップ:ライム、ベルガモット、ピンクペッパー
ミドル:ゼラニウム、シダーウッド、ウード
ベース:ベチバー、ガイヤックウッド、パピルス、ムスク

最初に手がけた香りの中にウードが入ってくるのが中東ブランドならでは、というところ。付けた瞬間からライムとウードが広がり、ライムが薄れるとウッディノートが柔らかさを増し、ベチバーやガイヤックウッドのスモーキーさや香ばしさはあまり感じられず、ムスクの柔らかさがウードと重なって香ります。ウードそのものも粘り強いパワフルさはなく、EdTとしての軽やかさをしっかりと保持しつつウードらしさを楽しめる香りとなっています。少量でしっかりと主張してくれるウードですが、ビジネスシーンで使う際にはこれくらい軽やかなウードが日本人には良いのかもしれませんよ。気兼ねなく使えますし、ウードらしさをきちんと楽しめますし、分かる人には分かってもらえる良質さだと思います。永く愛用したいと思う方が多そうな香り。(18/06/2012)


■Darley (2010年)

シリア北西部からヨーロッパに伝わった競馬用ではなく、アルファアラビアンと名づけられた乗用馬の名前。

トップ:セドラ、ベルガモット、ミント
ミドル:ローズ、オレンジブロッサム、ラベンダー、ローズマリー、シナモン
ベース:サンダウルッド、ガイヤックウッド、パチョリ、アンバー、トンカビーン

とてもオーソドックスでクラシカルなメンズ香です。ゼラニウムの代わりにローズを使用したオリエンタルフゼアな香りで、トップからラベンダーがスパイスとシトラスと共に香ります。しばらくするとローズっぽい香りも感じられるようになるのですが、そこにはウッディノートとアンバーノートが重なっているため、強く感じられるほど前には出てきません。途中、一瞬だけシナモンも香りましたが、やはり強く前に出ることなく消えていきます。全体として1つのオリエンタルフゼアとなっている感じで、残り香もふんわりとした穏やかさを感じさせてくれる良品だと思います。男性であれば1つくらい持っていたいオーソドックスな香りで、コロンほどの軽やかさではないものの他社製品よりも延々残るダンディっぽさがない分、初めての方でも使いやすそうです。(18/06/2012)

 

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