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kaltio / クルティーオ


<香 調> シトラスフレッシュムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、レモン、リメット、マンダリン
ミドル
アクアノート、コリアンダー、ホワイトフローラル
ラスト
シダーウッド、モス、ムスク、アンバー、パチョリ



 

フィンランド語で春をタイトルとした香り。森と湖の国というイメージを持たれている方も多いと思いますが、なんと180,000もの湖があるのだそう。だったら水というのはフィンランドを語る上で外せない素材ですよね。凍える氷河の冷たさと、キレイな水、そして雪に覆われた永久凍土に生える苔。ツンドラの春を表現した香り。

 

 

アクアノートが使用されていることから少し躊躇いのあった調香ですが、やはそこを強く使用せずに瑞々しい風景を作り出していました。たっぷりのシトラス、それも皮の苦味が効いたシトラスノートが生き生きと弾け、アクアノートはほとんど感じられません。それよりもフレッシュなフローラルノートの方が多く、レモンを丸かじりした後に、ハーブウォーターを飲んだかのよう。そのビターシトラスが弾けた後は、少しアクアティックなフレッシュウッディムスクが続きますので、とてもあっさりと使えるサマーフレグランスのよう。雪が溶けたら水になる? それとも春になる? フィンランドの方にお聞きしてみたい。

(13/07/2020)

 

 

 

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