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Kingdom Limited Edition 2005 / キングダム・リミテッドエディション2005


<香 調> フレッシュフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
カラブリアンベルガモット、シチリアンマンダリン、チュニジアネロリ
ミドル
フレッシュジンジャー、ホワイトジャスミン、ピンクペッパー
ラスト
パチョリ、ミルラ、サンダルウッド、バニラ



 

2004年はロマンティックと題してピオニーの柄で発売されました。2005年は梅と鶯でプラムファンタジアというタイトルです。2006年はマウント・オリンポスとしてギリシャ彫刻が描かれています。この2005年のフレグランスは春夏コレクションにインスパイアされてデザインされたのですが、桜と間違えて梅になってしまったようです。海外サイト、プレスリリースはチェリーブロッサムとなっていたのですが、デザインはどう見ても梅で、追い討ちをかけるように描かれている鳥は鶯なんですよね・・・。

毎年のこのサマーバージョンは香りは同じで、ボトルに描かれる柄が違うだけです。

 



肝心な香りですが、第一印象は「薄い」でした。ここまでライトにしなくても・・・というくらいライトな仕上がりです。でも、基本路線のキングダムをしっかりと継承していますから、フランキンセンスらしさや、ミルラ、サンダルウッドの香りはしています。キングダムのメンズ香は軽減されており、これであればユニセックスで使えるな、という印象です。バニラも主張が少なく、全体的にとても軽やかです。

(16/09/2006)

 

 

アレキサンダーマックィーンの死から13年。彼の生前のラインは全てなくなり、新たな香りがラインでスタートてしいます。でも、生前の香りのファンは未だ多く、高値になっているものもあります。

オリジナルのキングダムからすると、上記で軽いよりも薄いと表現したのが良くわかる香りで、全体的にベースの印象が抑えられ、クミンのようなアクセントもなく、とてもシアーでフレッシュな透明感のあるフローラルウッディムスクになっています。時代背景としては、毎年のようにシーズンフランカーが発売されることが大流行しており、コレクターの皆さんが毎年楽しみにしていたことも懐かしい想い出です。オリジナルのキングダムとは全く違うテイストですが、コロンのように気軽に使える本当のサマーフレグランスという香りです。いつまでもしつこく残らないのもまた潔いと思わせてくれます。

(28/02/2023)

 

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