Armani Code for menで有名な、Antoine Lie。彼はPaul Smith London for menも含めて2度FIFI賞を受賞しています。Armani Codeで有名な、Antoine Maisondieu。彼はArmani Prive Eau de Jadeも含めて2度FIFI賞を受賞しています。ClarinsのElysiumで有名なNathalie Feisthauer。そして、Givaudan社所属でマレーシア人の若手調香師、Shyamala Maisondieu。

彼らと共に香り作りを行う上で大切なのは、「自由な発想」というもの。今までほかの人たちが作り出さなかった未知の区域、いわばタブーに挑戦というわけなのです。もともとEtienne de Swardt自体がジバンシーとゲランと共同開発したというあの「Oh My Dog !」の調香を行った人なのです。とことん嗅覚を解き放つことで生まれてきたのは、そうエロティシズムだったのですね。一言で言うならば、「パルファムスキャンダル」という感じです。このブランドは女性の調香師も含めて、作りたい香りを自由な発想で作り出しています。また、イメージ画もエロティックなので、好き嫌いは分かれるでしょうね、はっきりと。僕もエロ系なだけかと思っていたのですが、調香を見ているうちに試してみたくなり、試してみたらとても面白くて手にしていたのです。著名な調香師が、楽しみながら作り出したという感覚がとてもしていて、思ったよりも好印象です。(24/08/2007)

ボトルは最初、リボンにはと目というスタイルだったものが、全て紙のシールとなり、更にスタイルも変わってしまいました。現在は丸いブランドロゴのシールになっています。価格も44ユーロ→55ユーロ→59ユーロ と値上がりをしています。(05/02/2009)

その後64ユーロへ値上がり。ただ、新作リリースのペースも速すぎず、バージョン違いを発売することもなく、流行とは無縁なまま積極的な広報も行わずゆっくりじっくりと浸透してきています。ブランドとしてはとても良いバランスを保っているのではないでしょうか。(09/06/2011)

オフィシャルサイトは日本にも対応しており、サンプル1つから購入することが可能です。送料はサンプルのみだと5.5ユーロからとなっていますので、とても良心的。最新作Rien Intense Incenseのサンプルも販売が開始となりましたので、試してみたいという方は是非オフィシャルから。(22/09/2014)

Nombril ImmenseとDelicious Closet Queenは廃番となりました。でも、12年でわずか2個ですから立派です。(30/04/2018)