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Art and Sharing Collection

 

 

 

■Lux Vicionaria (2022年)

Art and Sharing Collectionとして発売されたのは、メキシコ系アメリカンジャーナリストの女性とのコラボ品でした。現在はカナダで活躍しているというBianca de la Garzaとのコラボ品で、彼女の名前からキャップはホワイトとなり、光をテーマとしたキラキラとしたパッケージに、キャップにはアメジストがあしらわれました。パッケージの4辺は切り離して額装し、4連で飾って楽しんでくださいとのこと。どうして彼女とコラボすることになったのかというと、彼女がローマをテーマとしたドキュメンタリーを作るために取材していた中で彼に出会ったからだそう。タイトルはビクトリア時代の輝きという意味です。

 

 

トップ:イランイラン、アルテミジア、スモーキーノート
ミドル:スズラン、プレシャスウッド、アンブレットシード、ジャスミン
ベース:フランキンセンス、バニラ、パチョリ、アンバー、サフラン、ミルラ

香りは光というよりもバニラの効いたスイートフランキンセンスを軸に始まります。あまりキラキラとしたニュアンスは感じられないのですが、通常であればNo.5のようにアルデヒドを配したり、シャンパンのようなシュワッとした香りを配するのですが、もっとゆっくりと動き出すようなしっとりとした香りです。それでもアルデヒドがあったらもっとNo.5調に感じられていたのかもしれません。ウッディノートやジャスミン、イランイランが香っているからです。アンバーパチョリはスイートベースとなってフランキンセンスを支え、彼らしいフランキンセンスとなって広がっていきます。ボトルには本物のアメジストが配されていることもあり、価格は350ユーロとなりました。(01/07/2022)

 

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