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Sampleレヴュー
Aqua Orientalisシリーズ(Casbah/Ksar/Tishka/Medina)
Aqua Aromaticaシリーズ(Regia/Violetta/Lavande/The Vert)
Aqua Coloniaシリーズ(Do Soleil/Habanna/Santal/Vatyver)
Aaua Floralisシリーズ(1st May/Rose/Mimisa/Pivoine/Ylang)

■Aqua Orientalisシリーズ

基本的に精油感の強いものが多いシリーズです。100パーセント天然香料使用と謳うのはどうかと思いますが、高確率で使用しているのではないかと思います。


▼Casbah

モロッコの町、カスバをテーマとした香り。

トップ:ミモザ、ブラックティー、カーネーション
ミドル:モロッカンローズ、ローズウッド
ベース:インディアンカシミアスパイス、アンバーグリス

トップにあるはずのミモザが全くわかりません。お茶もお茶ではなくてリーフアルコールのようなグリーンですね。瓜系の香りがしている部分がミモザの精油なのかもしれませんが、精油っぽいというよりも典型的なメンズ香となっています。ローズもアンバーグリスもカーネーションの中のクローヴっぽさもどれ1つとして香らず、なんとなくイメージはスーツの似合うサラリーマンという感じなのです。オリエンタルでもないし、モロッコでもありません・・・。ミドル以降は微かにシナモンが出てきますが、余計にメンズっぽく感じます。言うなればスパイシーグリーンな香り。(19/12/2008)


▼Ksar

チュニジアやモロッコのオアシス住民の集落を意味するタイトルで、スターウォーズのロケ地になったことでも有名。

トップ:アラビアンモカ、カルダモン
ミドル:オリエンタルスパイス、ガルバナム
ベース:フランキンセンス、シダーウッド、サンダルウッド

青いコーヒー豆です。モカにガルバナムがしっかりと香り、劣化香のような苦味を醸し出しています。ちょっと肌に乗せるにはカラメルっぽくて嫌だなぁ、というのが第一印象です。でも、しばらくすると劣化的な香りが薄れてグリーンが強くなるので少しすっきりとしてきます。霧が晴れてきたというか、朝日が差し込むような感じですか。その後はシダーウッドが出てくるのですが、モカが完全に消えてしまうとメンズにありがちなグリーンウッディ系となって落ち着きます。(19/12/2008)


▼Tishka

千夜一夜物語の中のScheherazadeが愛した香り。

トップ:オールスパイス、クローヴ、ジンジャー
ミドル:モロッカンローズ、アラビアンジャスミン
ベース:ベンゾイン、オポポナックス、アイリス

うーん、あまりはっきりとしないスパイシーフローラルです。確かに精油の香りはしているのですがスパイスにパウダリーな樹脂とフローラルっぽくないフローラルが重なっている混然とした香り。スパイシーというほどスパイシーでもなく、オリエンタルというほどオリエンタルでもなく、フローラルでもないしセクシーでもありません。それでも中東系と言われるとそんな雰囲気には感じるのですが、男性が使うとちょっとセクシーになるかも。(19/12/2008)


▼Medina

中東のバザー(市場)をイメージした香り。

トップ:アルテミジア、セージ、サンバックジャスミン、ヒヤシンス
ミドル:スパイス、パチョリ、サフラン
ベース:アトラスシダーウッド、ベチバー、アイリス

シリーズの中では1番すっきりとした香り。ハーブとグリーンフローラルにウッディです。主張が強いものはあまりなくて、ベースのウッディがトップから出ています。ジャスミンとヒヤシンスが比較的強く出ているので使い安いと言えば使い安いのですが、他の製品と比べてキレイなのであって、他のブランドと比較するとオリエンタル寄りだと思います。精油を使っていることが良く分かる香りではあるのですが、素敵とは言いがたいです・・・。(19/12/2008)


■Aqua Aromaticaシリーズ

全体的には精油感がありながらまとまりがちょっとワイルドすぎるかな、と感じる4つの香りです。確かに系統としてはアロマティックだなぁ・・・と納得出来るのですが、フルボトルで使うかというとちょっと考えてしまう系統でもあります。


▼Regia

クラシカルなコロンのエスプリ。

トップ:ベルガモット、シチリアレモン
ミドル:ネロリ、ローズマリー、ビターオレンジ
ベース:カシス、ウッディノート

思いっきり「精油で作りました」という香り。草の青さだけではなく土の中の少しアニマルっぽい香り(堆肥とか)も出ているので、少し生臭くてダメだという人もいるのではないかと思います。いや、精油っぽさはとても強いのですが、こんなに生々しく香られるとびっくりです。核となっているのはネロリとローズマリーなのですが・・・。草や堆肥っぽい生々しさはトップで落ち着きますので、ミドル以降はグリーンノートの香水になります。クラシカルなコロンというよりも草の汁っぽいグリーンノートの香り。(18/12/2008)


▼Violetta

透明感ある香りのハーモニー。

トップ:ベルガモット
ミドル:パルマヴァイオレット
ベース:ウッディノート、アイリス

いわゆるヴァイオレットとかアイリス系の香りです。そこにワイルドなウッディが強く重なるので、レディースというよりもどちらかというと男性的な香りかも。トップのシトラスは強くなくてトップからアイリスが強く出ますので、ヴァイオレットそのもの!!という感じにはならないです。エルメスのイリスにスパイシーなウッディを加えた感じです。ヴァイオレットの良さとアイリスの良さはトップノートで薄れてしまってミドル以降はキャンドルを灯したときのパラフィンの香りになります。アルデヒド特有の香り方というよりもキャンドルっぽい雰囲気です。(でもアルデヒドなんでしょうけど)プラスティックとか金属的に感じられる人もいるかもしれません。(18/12/2008)


▼Lavande

南仏プロヴァンスの初夏。

トップ:セージ、タイム
ミドル:ラベンダー
ベース:ラブダナム、アンバーグリス

僕はセージの香りのデオドラントを真夏に使用していた時期があるのでそのイメージが強いのですが、ラベンダーとセージの香りが核となっています。青さをセージが強調しているような雰囲気ですね。とってもすっきりと爽快なラベンダーなのですが、香水としてはベースノートがもう少し出ていた方が楽しいものになっていたのかも。真夏仕様としてはこれで良いんでしょうけど。今年はラベンダーにご執心ですのでとても好きなのですが、これでないとダメだという特徴は感じません。でもあったら使うと思います・・・。(18/12/2008)


▼The Vert

輝ける透明感ある香りでリフレッシュを。

トップ:チャイニーズティー
ミドル:インディアンジャスミン、オスマンサス
ベース:シダーウッド

グリーンティーにジャスミンとキンモクセイというお茶関係を合体させたものなのですが、いわゆる「お茶系」にはなっていないのです。オスマンサスはほとんどわからず、ジャスミンの欠片がグリーンティーと重なります。でも、透明感もすっきり感もないんですよ。くぐもったダークグリーンなイメージで、緑茶を入れたとき、湯のみの下に溜まった粉末にシトラスを絞って入れたというニュアンスです。時間と共に次第にさっぱりとしてきますが、キレイな香りではないのでグリーンティーというよりグリーンなハーバル系、と捉えた方が納得出来ると思います。香りの持続はこの4種の中では1番短くて30分程度です。(18/12/2008)


■Aqua Coloniaシリーズ

メンズの香りとして発売されている5種類の香り。(以前は6種だったような・・・)パチョリ以外の4種のレヴューとなります。基本はどっしりクラシカルな4種。強いて選ぶとしたら良いと思うのはHabannaかなぁ。

▼Do Soleil

潅木の茂る地中海の森と真夏の太陽。

トップ:地中海のハープ
ミドル:ワイルドタラゴン、セージ、ラブダナム、プレシャスウッド
ベース:トスカーナシダー、プレシャスウッド

とても不思議な香りです。サイプレスにラブダナムを入れた雰囲気で、すっきりとしたマリン系のウッディにアンバー香が重なるんですよ。地中海というよりもとってもイタリアなニュアンスです。ハーバルたっぷり、という言い方も出来ますが、サイプレスの香りはマリンノートに良く合わせられますので、そういう雰囲気のものが苦手な方は難しいかもしれません。(17/12/2008)

▼Habanna

キューバのハバナの雰囲気を再現したクラシカルな香り。

トップ:オールスパイス、カルダモン、ローズウッド
ミドル:ガーデニア、オレンジブロッサム
ベース:ブライアーウッド、トンカビーン、オークモス

キューバと言えばタバコ、葉巻の国なのですが、何故かその雰囲気は全く感じずにどっとベチバーのようなウッディがシトラスとスパイスと共に香ります。時間と共にオークモスが肌の温かさと共に苦味ばしったウッディと重なっていくのですが、渋くて温かいウッディです。これでタバコのイメージを再現しているのかもしれません。アラミスをご愛用の方なんかはこういうテイストを好みそうです。(17/12/2008)

▼Santal

今や貴重なマイソールサンダルウッドの再現。

トップ:カシミアスパイス
ミドル:ローズ、ジャスミン、ダヴァナ
ベース:サンダルウッド

あぁ、確かにサンダルウッドです。サンダルウッドにスパイスなのですが、ローズやジャスミンとどこへやら精油感は全く感じません。スパイスも強すぎずに最後まで鉛筆のような鉛っぽいウッディが続きます。これはクラシカルなメンズだなぁ・・・。どことなく雰囲気はガンティエにもありそうな感じを受けますが、メンズのアパレル系にもいくつか見受けられる系統でもあります。このウッディはしっかりと肌で温められて立ち上った方がムエットより素敵だと思います。(17/12/2008)

▼Vatyver

スタイリッシュな男性に向けたスタイリッシュな香りだそうです・・・。

トップ:グレープフルーツ、ゼラニウム
ミドル:クローヴ、ベイペッパー、ガランガル
ベース:ベチバー

まず興味を惹くのはガランガルですが、こちらはショウガ科の植物の根で、ユーカリっぽい香気にジンジャーやカルダモンのような味のあるスパイスだそうです。香りはもちろんどっしりとメンズで、ベチバーがスパイスと共に香ります。ジンジャーパウダーのような香りもしているのですが、これがガランガルなのかな。グレープフルーツの爽やかさはほとんど感じられず、ベチバー7割にスパイス3割という印象です。クローヴもありますけれど、ちょっとシナモンとかもあるのかも。ベチバーにシナモンとクローヴを加えた感じを想像していただくと似てるニュアンスになると思います。香りはそこそこちゃんと持続しますので、コロンと言えどもトワレくらいはありそうです。(17/12/2008)


■AQUA FLORALISシリーズ

4つのピュアなフラワーアブソリュートを使用したビュアなフローラル。(シリーズは全部で6種です)4つのフローラルの特徴は、さっぱりとしたコロン感覚であること。とにかく持続が短くて10分でラストノートが薄っすらと香る程度になります。また、精油の良さを感じ取れるのは1st May、ミモザとイランイランなのですが、ミモザは瓜系のノートが強すぎて好き嫌いが分かれそうです。(というか全ての香りのベースノートにアクアノートや瓜系の合成香が存在します。)

▼1 st May

春、満開♪

トップ:ガルバナム
ミドル:ローズ、ジャスミン
ベース:チャンパカフラワー、チュベローズ

これはトップからジャスミンの精油がスパークします。ガルバナムと重なっているためにとてもワイルドで、キレイなフローラルとは言えない精油独特の香りです。ミントも入っているようで、ミドル以降はミントとジャスミンの残り香がローズマリーのようなハーブと重なっていきます。精油っぽさはトップの一瞬で過ぎ去り、残されたのはハーブ香です。その間1分・・・。いくらなんでも早すぎやしませんか?(汗)じーっと香っているとジャスミンの残り香はあるのですが、それを隠すかのようにやはり瓜っぽい香りがあるんです。花々というよりは春のクローヴァー草原風。とってもグリーンです。(16/12/2008)


▼Rose

恋に落ちる香り。

トップ:アプリコット
ミドル:グラースメイローズ、デリケートフローラルノート
ベース:クローヴ、ホワイトフラワーズ

思わず、ローズはどこ?と聞きたくなる香り。確かにローズのアブソリュートを使用しているので香りはしているのですが、香りそのものがとても薄くてインパクトに欠けます。しかも、結構強くモスっぽい香りがしているんですよ。グリーンも強いですし。ローズのアブソリュートをきちんと使用しているのならばもう少し生花の良さを再現してくれても良いのに・・・と少し残念に感じる香りです。最後までローズの良さを感じ取れないままラストノートになっていきます。ベースのホワイトフローノートが多分ケミカルなんですよ。アクアノートが持続します。(16/12/2008)


▼Mimisa

春の喜び。

トップ:ヴァイオレットリーブス
ミドル:ミモザ、ローズ
ベース: トンカビーン、ローズウッド

こちらはとてもワイルドだけどフレッシュなヴァイオレットリーブスとミモザの香り。きちんと精油を使用しているからか青さが出ています。ミモザがもう少し強いと良いのでしょうけど、とてもヴァイオレットリーブスが強いのでお好みはわかれそうです。瓜系のミモザの香り。にしても香りが軽いなぁ。コロン並みです。(16/12/2008)


▼Pivoine

春の庭。

トップ:シチリアンレモン、タンジェリン
ミドル:ピオニー、フルーティーノート
ベース:ローズ、ジャスミン

付けた瞬間はフレッシュにシトラスがはじけますが、その奥にグリーンノートが潜みます。うーん、精油感はあまり感じない軽やかなコロンというかやはり瓜系のフローラルですね。ひょっとしたらローズはアブソリュートを使用しているのかもしれませんが、取立てて質が良い!!とは思わない香りです。セフォラのオリジナル商品のピオニーに似ています。こちらもコロン並みの軽さです。(16/12/2008)


▼Ylang

エキゾチックな誘惑

トップ:ホワイトフローラル
ミドル:マダガスカルイランイラン
ベース:チュベローズ、オレンジブロッサム

精油のイランイランの香りです。これはどっしりとイランイランが香りますね。ただ、生花よりもパワーがありますのでキレイかというと微妙ですが、イランイランの花の香りを存分に楽しめる雰囲気を持っています。トップとミドルではイランイランの精油の良さがありましたが、時間と共に輪郭がぼやけてイランイラン風・・・という余韻のフローラルになってしまいます。その間5分・・・。ちょっと終わるのが早すぎるように感じるのですが・・・ラストノートの粘土のようなウッディ香はナンなのだろう・・・。とてもメンズっぽい終わり方をします。フローラル5種の中で敢えて選ぶとしたらこれかなぁ。(16/12/2008)


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