様々なシリーズが近年発売され、Papillon(Butterfly)と冠を頂いた香りです。以降、シグネイチャーフレグランスはPapillonシリーズとなり、Parfum、EdP、EdTそしてこの香りと4種発売されています。この香りは当初2008年に限定発売された香りだったのですが、人気があったからなのか定番品となり、オフィシャルサイトでも発売されています。パッケージは当初は1匹の蝶のシールが切り抜きで貼ってあっただけだったのですが、パッケージのリニューアルに伴い、現在のように数匹が舞い上がるバージョンへとランクアップしました。

香りはEdPと同じです。トップのシトラスノートが強化されているような記述も見かけますが、グレープフルーツっぽさがある程度で基本的には同じです。ただ、香りの持続が全く違い、こちらの香りの方が早く落ち着いてラストノートになるのです。トップではとても可愛らしいベリー系のフルーツがスパークし、その後には酸味を残したままフローラルノートとなり、最後は微かなウッディノートとフローラルの残り香が肌に残って薄れていく･･･というのが全体像。こちらの商品は基本的に濃度違いで選ばれると良いでしょう。最後までフェミニンで可愛らしさを残したまま終わりますので、可愛らしさを求める方向け。

(18/02/2013)