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Rosa Centifolia / ローザ・センティフォリア


<香 調> フローラルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 10ml
<濃 度> EDP

トップ
ペティグレン、カルダモン、オスマンサス
ミドル
センティフォリアローズ、ゼラニウム、サンバックジャスミン
ラスト
ベチバー、ミルラ、サンタマノール



2022年発売。展示会で先行してお披露目となりましたが、サンプルは間に合わず、後日正式に発売となりました。オリジナルの発売年は分からないものの、ヴィンテージのボトルがオフィシャルサイトでは公開されており、以前に発売されていたタイトルを踏襲していることがわかります。

展示会で香った際、センティフォリアローズをタイトルにしつつも、実にローズらしくない渋めなウッディフローラルにしたものだと驚いたのですが、香りの軸はなんと意外なことにサンダルウッドにあります。カルダモンがサンダルウッドのトップのおが屑香を支え、そこから滑らかなサンダルウッドが色気を放ちながら広がっていくのです。ニュアンスとしてはSerge LutensのFemite du Boisの延長線上にあるようでもあり、ウッディノートにローズを加えていくことでフェミニンに仕立てたというのが全体像。ただ、フェミニンというほどフェミニンではなく、とてもユニセックスなまとまりとなっています。ダイレクトなローズではないローズのフレグランスは2022年のトレンドでもあり、各社がそうした香りを発表していたのですが、控えめなラグジュアリーというのもファッション業界ではトレンドですので、時代にはとてもあったスタイルなのではないでしょうか。ローズというタイトルに気後れすることなく、男性も手にして欲しい香り。

ちなみに、この中に使用されているサンダルウッドの香りはMane社のオリジナル香料で、他社は使用権がありません。独自の香料で、かなりどっしりとした骨太なサンダルウッドの香りです。

(15/05/2024)

 

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