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Sampleレヴュー

 

 

■L'Art de la Guerre (2014年)

Jeroboamを手がけているVanina Murracioleによる調香で、タイトルは戦争概論という意味。

トップ:ベルガモット、グラニースミスアップル、ルバーブ
ミドル:ラベンダー、イモーテル、ナツメグ、ヴァイオレットリーフ
ベース:パチョリ、サンダルウッド、レザー、オークモス、シスタス

青葉の中に含まれているグリーンの成分を押し出して作られたとても奇妙な香り。ユニークではなくストレンジという印象なのは、そのグリーンノートがあまり良い香りではないから。ナチュラルな成分なのに、それだけ香るととてもケミカルで、それが微かなアップルとルバーブをアクセントにして始まるのです。ルバーブはグリーンフルーティーな香り、アップルもグリーンノートと相性が良いため、セットにしたのでしょう。ミドル以降はそのグリーンノートがヴァイオレットリーフへとスライドし、往年のグリーンレザー系、Robert PiguetのBanditを思わせるベースへと変化して落ち着き、最後は甘く苦いイモーテルが肌に残ります。ベースはとてもクラシカルでステキなのですが、トップはもう少し穏やかな方がバランスは良かったのではないでしょうか。(13/07/2018)


■Gardez Moi (2013年)

Bernard Duchaufourによる調香で、1926年に発売されていたJovoyの香りGardeniaをウォーターシクラメンとグリーンノート、ガーデニア、ホワイトフローラルで表現したもの。タイトルはガーデニアをもじったもので、Keep me、つまり私を捨てないで、ということに。

トップ:コリアンダー、アルデヒド、ブラックペッパー、シクラメン、トマトリーフ
ミドル:イランイラン、ジャスミン、ミモザ、ガーデニア、ホワイトリリー
ベース:シダーレジン、スティラックス、ムスク、バニラ、オークモス、ラズベリー

どんなガーデニアになっているのかとても楽しみだったのですが、さっぱりとしたシクラメンにアルデヒドが重なり、フレッシュなジャスミンだというのが第一印象でした。香りはそこから日本の梨のようなニュアンスを感じるフレッシュフローラルへと変わり、最後まで瑞々しくフレッシュなまま薄れていきます。ガーデニアをイメージすると戸惑うかと思いますが、タヒチアンガーデニアをフレッシュなリゾート系でまとめた、というニュアンスならイメージに合いそうです。また、初夏に咲くスタージャスミン(Jasminum nitidum)の香りにとても近く感じました。こういう香りの生花って確かにあるのです。(13/07/2018)

 




■Rouge Assasin (2012年)

1920年代のエポックな雰囲気をテーマとした香り。アサシン(刺客)だなんて思い切ったタイトルですよね。戦争で男性が減った時、女性は男性を振り向かせるためにいろいろな香りを使った、と。彼女たちはクラシカルなものを捨て、斬新で新しいもので男性を虜にした、と。そうこの香りのように。Amelie Bourgeoisによる調香です。

トップ:ベルガモット、エレミ、ローズ、ソーラーアコード
ミドル:アイリス、ライス、アンブレット
ベース:ヴァージニアシダーウッド、サンダルウッド、バニラ、ホワイトムスク、ベンゾイン、トンカビーン

どんな香りにセクシーさを感じるのかは人それぞれですから、正解などないのですが、意表を突いたセクシーさというのはこういう香りなのかもしれない。アイリスとムスクがウッディノート、クマリンと共に香るのです。つまり、スイートパウダリーウッディですね。洗剤ではない清潔感、さらさらとした肌の質感にほの甘いライスパウダーの香り。余計なものが何もない、そぎ落とした美しさを感じるアイリスムスクとなって落ち着きます。(13/07/2018)

 


 

■Remember Me (2018年)

Cecile Zarokianによる調香で、カフェから漂う香りに魅了される・・・というチャイをテーマとした香りに。

トップ:ベルガモット、レモン、カルダモン
ミドル:グリーンティー、フランジパニ、ジンジャー
ベース:ミルク、ウッディノート、シダーウッド、バニラ

ふわふわとしたグリーンティーの柔らかな香りではなく、キリッとした青いグリーンティーの香りがジンジャーとミルクと共に香ります。ジンジャーがトップでは一番強く弾け、そこからスパイスが薄れてバニラウッディミルクがグリーンティーの青さをアクセントにして香り続けるというのが全体像。チャイをテーマにするのなら、もう少しリアルにグルマンでも良かったのではないかと思うのですが、スパイスの持続が短く、チャイというよりミルクティーにウッディノートを足したような印象に。(12/07/2018)


■Incident Diplomatique (2017年)

Masque Milanoはトリプルのベチバーで新作ヘミングウェイをリリースしましたが、こちらはダブルのベチバーで勝負。

トップ:マンダリン
ミドル:ハイチベチバー、ジャワベチバー、ナツメグ
ベース:パチョリ、サンダルウッド

とてもシャープでドライ、スパイシーなベチバーがパチョリをアクセントにして香ります。これはフェミニンな面がないため、どうしてもメンズに偏ってしまいますが、トップのスパイスが抜けた後は、柔らかでクリーミーなサンダルウッドがベチバーを支えますので、ベチバーの香ばしくてアーシーなウッディを楽しみつつ、柔らかなサンダルウッドをも楽しめるようになります。その辺りはとてもユニセックスで、サンダルウッドが立役者。重くなく、軽くなく、力強くもない、バランスの取れたベチバー系の香りです。しかし、どうしてこの香りを「外交上のトラブル」と名付けたのだろう・・・。(12/07/2018)


■Sans Un Mot (2015年)

通りすがりの人の残り香にふと顔を上げる・・・それを周囲の人たちが次々に行ったら・・・というAxeのボディスプレーのCMのようなものをイメージしてしまうとチープ感が漂いますが、テーマは同じ。タイトルはWithout the wordで、思わず振り返ってしまうほど、言葉のいらない魅惑的な香りを目指したもの。

 

 

トップ:ピンクペッパー、タンジェリン
ミドル:モダンローズ、イランイラン、ブラックカラント、バニラ、ヴァイオレット、アイリス
ベース:パウダリームスク、ホワイトムスク、ソフトウッド

パウダリーでセクシーなとても大人っぽい要素でまとめたのがブランドらしくて素敵なのですが、この中に隠れるブラックカラントの出方に好き嫌いが分かれるところ。トップからブラックカラントというよりも少しパッションフルーツやパパイヤに近いビターさを感じるフルーツがパウダリーノートに重なって香るのですが、パウダリーな要素を楽しむのであればビターではないフルーツを配置した方が心地良かったのではないかと思えてなりません。それでもブラックカラントはしばらくで薄れ、アイリスとヴァイオレットを軸としたスイートパウダリームスクとなって肌に馴染んでいきますので、系統としてはパウダリームスキーな香りです。フローラルノートも豪華というよりシックで、クラシカルな良さを感じものとなっています。(22/06/2015)


■Sombres Dessins (2015年)

調香はJus Interditと同じくAmelie Bourgeoisが担当。彼女はグラースで調香師として仕事をしいた間、インドのマイソールに蒸留を見に行く機会があったそうです。普段の調香ではなかなか希少で貴重な天然香料を使用する機会がなく、残念に感じていた中、もう森自体が保護されて使えなくなってしまったSandalwood albumを再現して組み込んだ様子。彼女にとってサンダルウッドはダークで美しい香りなのだとか。タイトルはダークなデッサンとなりました。

 

 

トップ:イタリアンベルガモット、ピンクペッパー
ミドル:モダンローズ、オスマンサス、パチョリ、サフラン
ベース:サンダルウッド、ラブダナム、フランキンセンス、ラム

肌に乗せた瞬間、トップはやはり清々しく弾けて始まります。それでも、少しハニー調のローズがサンダルウッドと共に香り、華やかさを感じるフローラルウッディへと変化していきます。オスマンサスというよりもアクセントになっているのはアプリコット調の香りで、その部分は持続をせずにサンダルウッドにかき消されてしまいます。(トップの瞬間に香る程度)

パチョリやサフラン、ラブダナム、フランキンセンス、ラム等は全てサンダルウッドを彩るエッセンスで、それ自体が前に出ることはありません。少し合成のアンバーグリスっぽいニュアンスを感じましたが、時間と共にローズが消えて静かなウッディノートとなって肌に残ります。このラストノートの部分が彼女が表現したかったSandalwood album、マイソールサンダルウッドなのでしょう。肌に、衣服に張り付くように残るクリーミーで甘いウッディノート・・・ムスクっぽい残り方をしていますが、サンダルウッドがメインであることがしっかりと感じられ、楽しめる香りだと思います。(19/06/2015)


■Jus Interdit (2015年)

ラグジュアリーなホテルのロビーへようこそ。中東の女性とラテンアメリカの女性がすれ違う空間、そこに同行するのは東洋の王子・・・なんていうイメージがテーマのようです。やはり中東を意識した香りということでウードを入れたアンバーウッディに。Amelie Bourgeoisによる調香です。

トップ:イタリアンベルガモット、ソーラーフローラル
ミドル:パチョリ、ナガルモタ、アフリカンストーン
ベース:ウード、ヴァージニアンシダーウッド、アトラスシダーウッド、アイリス、シャムベンゾイン、アンバーウッディノート

香りは肌に乗せた瞬間からアンバーウッディノートが広がります。ウードではなく、合成香料のアンバーウッディノート。でも、そのトップが少し落ち着くと、香りはスモーキーさを含んだ少しオイリーなウッディノートへと変化します。パチョリとナガルモタのアーシーなウッディノートがアンバーウッディノートに重なり、少しオリエンタルでダークな香りとなって落ち着くのですが、甘さがとても控えめで、ベンゾインはあるものの樹脂を効かせたアンバーノートではありません。アフリカンストーンは近年使用されるようになったアニマルノートなのですが、やはりそこをいかした香りでもありませんので、ユニセックスで使える少しアロマティックなオリエンタルと言えそうです。(18/06/2015)


■Les jeux sont faits (2012年)

1950年代の男性像がテーマ。モノクロ映画の中のワンシーンのようで、父親の世代をイメージしたタイトルは英語にすると「ゲームオーバー」。マフィア映画の中のギャンブルなどテーブルゲームのシーンの雰囲気でしょうか。Robertet社のDorothee Piotによる調香は、

トップ:ぺティグレン、アンジェリカ、ドライフルーツ
ミドル:ラム、ジン、タバコリーフ、クミン
ベース:サンダルウッド、パチョリ、バニラ、ラブダナム

これは、渋い。タバコにクミンに樹脂系のアンバーノートがどっしりと重なり、重く歪んだ香りとなっています。確かにこれならばタバコの煙に包まれた映画の中の1シーン風のイメージに近いような気がします。ラブダナムもしっかりと効いており、その部分が時間と共にどんどん前に出てくるようなになりますので、Guerlainのような柔らかなオリエンタルではなく、もっと男性的なオリエンタルノートがお好きな方向けなのですが、ラストノートはきちんとユニセックスな香りとなって落ち着きます。この香りのベースにはラブダナムだけではなく、樹脂のオポポナックスかミルラが沢山含まれているような香り方をするのですが、樹脂香を楽しむのであれば下記のLa Liturgie des Heuresの方が良いでしょう。(22/05/2013)


■Ambre Premier (2011年)

Robertet社のMichelle Saramitoによる調香で、オーナーのFrancois Heninは誰もが愛する子どもの頃の思い出の香りはコットンキャンディーのような香りだ、と語っています。だから、コットンキャンディー風のアンバー?

トップ:フレッシュノート、スパイシーノート
ミドル:フローラルノート
ベース:パチョリ、アンバー、バニラ

トップというか、肌に乗せた瞬間から典型的過ぎるくらい典型的なアンバーが広がります。教科書通りと言ってしまいたいほどの典型的なアンバーノート(アンバーグリスではありません)なのです。スパイスの中では微かなシナモン調が感じられたことと、クマリンが使われているだろう、ということくらいでパウダリーさを伴った甘く柔らかなアンバーノートが軸となっています。ミドルからラストは肌に柔らかく残るムスクのようなアンバーノートがオリエンタルさを伴ってセクシーに香りますので、基本的にはクセの少ない柔らかなオリエンタルアンバーがお好みの方であれば間違いなくフィットする香りだと思います。大きな遊びはありませんが、オーソドックスな良さを感じさせてくれる香り。(21/05/2013)


■Psychedelic (2011年)

オーナーのFrancois Henin曰く、ウッドストックの雨や泥も洗い流すことの出来ないパチョリの香水。Jacques Floriによる調香で

トップ:フレッシュシトラスノート
ミドル:ローズ、ゼラニウム、アンバー、パチョリ、ラブダナム
ベース:バニラ、ムスク

はいはいはい、と頷きたくなるパチョリの香りです。幻覚作用があるかどうかは別として、トリップしそうなパチョリをイメージしたのでしょう。ローズパチョリというよりも、ローズが控えめなパチョリローズにアンバノートをたっぷり投入し、甘くセクシーなアンバーパチョリというのが軸となっています。鼻に抜けるパチョリの中のカンファーっぽい刺激香が全体を包み込んで香っているのですが、やはりパチョリというのは甘さを加えた方が使いやすくて肌なじみが良いのだ、と感じさせてくれました。甘くした方が外さない処方となりそうです。(21/05/2013)


■L’Enfant Terrible (2011年)

恐ろしい子どもという、なんとも意味深なタイトルで、Global Art of Perfumeryの初年度となる2012年の1位を受賞した香り。Robertet社のJacques Floriによる調香で、嫌われるけれど、慕われるという2面性、言わば抗えない魅力みたいなものをテーマとしたようです。

トップ:ハーバルノート、ナツメグ、コリアンダー、クミン
ミドル:サンダルウッド、シダーウッド、オレンジツリー、デーツ
ベース:ムスク

トップから面白い香りが広がります。面白いというよりも楽しい、でしょうか。アロマティックなハーブ香にナツメグやクミン、シナモン調の香りが溢れ出すように香りだしていて、かなりスパイシーなのです。でも、ドライなスパイシーさではなく、全体を柔らかなサンダルウッドが包み込んでいるんですよね。少し印象としてはComme des Garcons風ですが、Diptyqueの初期の香りたちの中にはこれくらいの個性派があったことを思い出しました。ラストノートは軽やかなアンバーウッディノートが残り、パワフルすぎないのも好印象です。アートと言われると幅が広くて分かりづらいのですが、流行とは無縁な香りであることは間違いないでしょう。比較的使いやすいかっこ良さですよ。(20/05/2013)


■L’Arbre de la Connaissance (2011年)

Francois Henin(現オーナー)曰く、ブッダが悟りを開いたのはいちじくの樹の下だった・・・。実際にインドボダイジュは菩提樹ではなくフィグ科であることに間違いはありません。ただ、違うのはいちじくのような実がならないこと・・・。それはそれでどうなんだ? と思いますが、タイトルは知恵の樹という意味です。調香はRobertet社のMarc Fanton d’Andon。

トップ:フレッシュノート、シトラスノート、グリーンノート
ミドル:フィグ
ベース:サンダルウッド、パチョリ、フィグツリー

もう、間違いなく軸はフィグです。世の中にたくさんあるフィグ系香水の中でも、トップのフレッシュさ(Citral系)と、グリーンノートの強さが際立ち、さっぱりとしたテイストなのが特徴でしょうか。Nez A NezのFigues et Garconsがお好きな方ならばフィットしそうな軽やかなフィグ香。フィグの香りにはココナッツが必須ですが、ココナッツのクリーミーな部分はグリーンノートに丸め込まれて、単独で香るほど強くはありません。また、サンダルウッドはミドル以降に少し顔を出しますが、パチョリはほとんど感じられませんので、純粋にフィグがお好きな方向けと言えます。(20/05/2013)


■La Liturgie des Heures (2011年)

Robertet社のシニアパフューマーのJacques Floriによる調香で、彼はこのシリーズの中の3つの香りを手がけています。タイトルは調香そのものを表現している「礼拝の時間」という意味。

トップ:フレッシュノート、グリーンノート、サイプレス
ミドル:フランキンセンス、オリバナム、ラブダナム、ミルラ
ベース:ムスク

礼拝はミルラではなくフランキンセンスが大切です。この香りはフランキンセンスとその中でも特定種を指しているオリバナムの両方を使用し、深みのあるフランキンセンス香を織り成しています。トップでは薫香した時のすっきりとしたフランキンセンス香が広がり、さっぱりとしていたのですが、時間と共にラブダナムの甘く苦い樹脂香の中に沈み込んでいきます。薫香の香りがお好きな方や樹脂香がお好きな方には間違いなく受け入れられる香りで、天然香料率高めな良品だと思います。(28/09/2012)


■Private Label (2011年)

下記にレヴューをしました初めての商品が稀に見る大失敗を来し、再起をかけて取り組んだてあろう2011年からスタートした新シリーズです。調香は最近売れてきている若手女性調香師のCecile Zarokian。

トップ:パピルス、ベチバー、レザー
ミドル:パチョリ、サンダルウッド
ベース:ラブダナム、バーチ、シダーウッド

ベチバーとパチョリにラブダナムというゴールデンコンビがどっしりと香るオリエンタルな香りで、レザーノートもウッディノートと共に香っています。これは調香には記載がないのですが、ウードにも似たアンバーウッディ系の合成香料を多用した香りで、少しスモーキーなアンバーウッディノートが軸となっています。全体的に重くなりやすい香料たちなのですが、とても軽やかでしつこくなく肌の上で香っているのはアンバーウッディ系の単品香料の含有率が高いから。合成香料を軸に天然香料でまとめた香りなのですが、合成香料の香りがとても素敵ですので、活かしきったオリエンタルウッディな香りだと思います。(28/09/2012)


このブランドのサンプルはとても面白くて2mlのロールオンです。サンプルとしては初めてなのではないでしょうか。香りは、ヘスペリデス(シトラス)、フゼア、パウダリー、シプレ、オリエンタル、ウッディ、マリンの7種類。それはそうと、右の画像にあるのはフゼアの調香なのですが、モスはただの苔だし(実物と全然違う)、トンカビーンがコーヒー豆になってしまっています・・・。これをプレスリリースとして発信するのは問題なのではないかと。よくよく見たら他の製品のジャスミンの画像もジャスミンではなかったんですよ。


■Boise (2006年)

タイトルのままストレートにウッディをテーマとした香り。

トップ:フリージア、クミン
ミドル:レッドシダーウッド、ヴァイオレット
ベース:サンダルウッド、ムスク、ローズウッド

一瞬「え?」と思うようなとても使い安いウッディです。トップのフリージアだったのか少しフルーティーなウッディでスタートしていてヴァイオレットのパウダリーさもあまりなく、クミンのスパイシーさもあまり感じられず、基本的にはシダーウッドにムスクの重なった感じの香りです。とても柔らかさのある香りなのでシダーウッド、サンダルウッドにムスク、という雰囲気だと考えても良いかと思います。こんなにストレートに使いやすかったら完全にユニセックスで使用できますし、初心者の方でも手を出し安い香りだと思いますよ。(27/05/2008)


■Marine (2006年)

こちらもタイトルのままテーマはマリンノート。嵐の後のスカッと晴れた空を思わせる若さ漲るフレッシュノート。

トップ:ペッパー、ペア、グレープフルーツ
ミドル:アップル、スイカ
ベース:シダー、ムスク

予想通りなマリンノートです。フルーツが強すぎずにすっきり爽快なマリン系ウッディで、トップはレディースっぽく、ミドル以降はメンズっぽくなります。どことなく雰囲気としてはダビドフのクールウォーターのサマーフレグランス系かも。あまり珍しい系統ではないですし、取り立てて良いという感じはないのですが7つの香りの中にはこういうすっきり系があった方が選ぶ側も楽しいですから必然性を感じます。こちらもとっても初心者向きな香り。ミドル以降はマリンノートが薄れて瓜系のノートになるのでとても取っ付きやすい感じがします。(27/05/2008)

 

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