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Vetiver Overdrive / ベチバー・オーバードライブ


<香 調> アロマティックウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ゼラニウム、ベチバー、シダーウッド、アンブロキサン、ムスク
ミドル
ラスト



2022年発売。Amelie BourgeoisとAnne-Sophie Behaghelの調香でベチバーがテーマの香りに。ニューオリンズからナッシュビルまで夜道を行くam 5:47。ラジオからはブルースが流れる、夜明け前のミシシッピデルタ。

 

 

懐かしさを感じるほどの、男らしいメンズ香です。ラベンダーを重ねたらあっという間にフゼアオリエンタルウッディとなる香りで、どこかドラッカーノワールに通じるウッディオリエンタルなベースに、ゼラニウムを配したような香りなのですが、サウンドもアメリカのロードムービーを思わせるブルース調のものなので、香りにはぴったり。香りはミドル以降にベチバーらしさが強く感じられるようになり、力強く香り続けます。イメージとしてはインテリ系の男性像ではなく、少しガテン系でしょうか。

(01/08/2022)

 

 

Justin Johnsonというギタリストの演奏に合わせて香るベチバーのイメージは、当初ブルーをイメージして作られたそう。夜明けの空の色なのでしょうか。この香りはLe Studioというラベルカラーがブルーのシリーズの香りですから、どことなくブルーだったのかもしれませんが。

フルボトルからの香りは、たっぷりのシトラスで幕開け。ゼラニウムとシトラスがフレッシュさを感じさせた後、香りはゆっくりと温かみのあるベチバー調のウッディムスクへと変化していきます。ゼラニウムだけのため、上記のようにギリギリなフゼアの手前というユニセックスな香りで、少しでもラベンダーやクマリンが加わると、すぐにメンズ化していくはずです。(ラベンダーの化粧水やボディクリーム、ハンドクリームを使ってもメンズ化すると思います)

 

 

フランスのMiraという醸造所とのコラボ品で、ビールとフレグランスが入ったセットが180ユーロで発売となりました。工具ケースにも見えるアタッシュケースですが、これはマイクなどの小さな音楽機材を持ち運ぶ際にも使われるもの。このために限定でゴールドボトルが用意されました。ビールを飲みながら、ギターを聴きながら、朝までドライブを続ける旅。飲酒運転が許されていた時代の映画のシーンのようですよね。

(06/10/2022)

 

 

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