*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Eshal / エシャル


<香 調> アロマティックフロリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 60ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ビターオレンジ、ライム、ペティグレン、レッドマンダリン
ミドル
シナモン、チュベローズ、ターメリック
ラスト
ビーワックス、パチョリ、バニラ、ラブダナム、ぺルーバルサム



久しぶりの新作は、インドらしいチュベローズを軸とした香りとなりました。タイトルは楽園の花という意味で、彼女にとってチュベローズは子どもの頃から常にそばにあった香りだったそう。インドではガーランドにしてお供えする文化もありますし、切り花として飾ることもありますから、香りもとても身近だったはず。

 

 

インドと言えば、チュベローズ。遂に本気のチュベローズが生まれました。たっぷりのジューシーなシトラスノートに包まれてチュベローズが、微かなスパイスを従えて登場です。アブソリュートのワイルドなトーンは強すぎず、でもチュベローズのそれらしさはしっかりと感じられる香りで、ゆっくりとオリエンタルなラストへ引き継がれていくのですが、このラストノートもチュベローズを壊していくほど主張する量ではなく、飽くまでも花束のリボンのようにバラバラになるのを押さえ、まとめる役割に徹しています。コンプレックス(複雑)なのにそうと感じさせない調香は、もちろんBertrand Duchaufourによるもの。ジンジャーではなくよりアーシーなターメリックを使用したのも今風な置き換えで、最後までチュベローズを楽しむことが出来ます。そして、この香りは2つ目のExtrait de Parfumとなりました。

(17/03/2025)

 

 

感謝際を前にして彼女から届いたギフト。謎解きのようなアイテムですが、彼女はきっとオルセー美術館に行き、その後テキスタイルの展示を見たのでしょう。そのお土産がチョコレートとこの香りと共に送られてきたのでした。発送日がたまたま愛犬が救急入院した夜のことで、レメディ(癒し薬)になればといろいろ詰めてくれたのでした。受け取った日にはすでに愛犬は旅立っていましたが、この香りはその見送に相応しい香りに。何故ならば、タイトルはアラビア語由来で、意味は天の花だから。

チュベローズの美しく官能的な香りをダイレクトに伝える香りではなく、スパイスやアロマティックなトーンで包み込み、とても彼らしいテイストでまとめた香りです。サンプルではあまり感じなかったのですが、フィグ系のグリーンノートを使用しているようで、トップでは少しフィグしらいニュアンスが感じられます。シナモンは強くはなく、ベースには微かにお香に通じるインセンス風のニュアンスが感じられ、インドがテーマであることを楽しめます。2つ目のExtrait de Parfumですが、後半はとても静かに香り続けますので、パワフルなトーンではありません。

よくよく見ると、ボトルネックのチャームにはタイトルが刻まれていたことを今さらながら知りました。ラベルがない美しさです。

(20/11/2025)

 

<Neela Vermeire Creations Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜