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Smiley / スマイリー


<香 調> フレッシュオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 30ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、オレンジ
ミドル
ココア、プラリネ、キュラソー
ラスト
パチョリ、ミルラ、ムスク



2006年発売。「処方箋なしで手に入る抗鬱剤的香水」と題されて発売された「Happy Therapy」というシリーズの製品です。EDTとEDP、Pと全て揃っていて、ラインも豊富にあるんです。幸福感を誘発するという分子theobromine(テオブロミンはカカオ豆に含まれるほろ苦い香り)とphenylethylamine(フェネチルアミン)をベースにFirmenich社のJean-Pierre Bethouartが調香を担当。(Caron Parfum Sacre等を作り出した著名な調香師です)

まるで医薬品のようなスタイルで、引き抜きのストッパーまで付いています。パッケージのデザインもコンセプトももちろん、ito morabitoが行っています。見ているだけで楽しくなれる製品ですよね。

肌に乗せてみると、確かにカカオが香ります。でも、カカオと同時にシトラスが強く出るのでフレッシュなんだか甘いんだか判らない微妙な香りがするんです。フレッシュなのに、甘い!!ものの数分でカカオっぽさが落ち着いてシトラスが前面に出てきますので、付けた瞬間だけ甘さが出た感じですね。そこからはすっきりとしたシトラスの方が強いですから。で、更に時間が経つと甘さが舞い戻ってきて、シトラス系にバニラが加わったオリエンタルさに落ち着きます。よく香っているとパチョリも出てくるのですが、これがあるからこそ、ユニセックスに感じるのだと思います。軽いだけではなくて引き締め役を買って出ている感じのパチョリです。

(24/08/2007)

 

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