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XS Pour Elle / エクセス・プールエル


<香 調> フレッシュフルーティーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ベルガモット、フリージア、ピーチ
ミドル
スズラン、ローズ、ジャスミン、ライラック
ラスト
シダーウッド、サンダルウッド、ムスク、アンバー



1993年に発売されたメンズフレグランスを追って翌年に発売された香りで、調香はGerard Anthony。この時代を象徴するような香りで、モダンクラシカルな香りや主張の強いバブル期のフルーティーな香りから脱して、ナチュラル志向に向かいだした頃の香りです。発売がCK-Oneと同じ年だと考えると時代の流れが分かるのではないかと思います。スイカのようなアクアティックノートが大流行したこの年ですが、この香りはマリンノートを強く打ち出したわけでもなく、アクアノートに頼ったわけでもなく、スズランの合成香料が7割近くを占めています。大量のスズラン系の合成香料の中にホワイトムスクとフリージアを足したというのが軸で、その他の要素はほぼ分かりません。天然香料は皆無な感じですが、そうでないとこういった香りは生まれなかったわけです。ものの5分でペタッと肌に張り付く軽いスズラン系ムスク香になって落ち着くという真夏仕様のボディスプラッシュというところ。それでもこのシンプルな合成香料はきちんと持続をしてくれるのです。

大きなクセもなくフレッシュなわけですから、香水を初めて手にする方にぴったりだったのではないでしょうか。

(30/09/2011)

 

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