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Fleur de Lalita / フルール・ドゥ・ラリータ


<香 調> グリーンフローラルムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
マグノリア、ガルバナム
ミドル
ジャスミン、ローズドゥメイ、イランイラン
ラスト
バニラ、サンダルウッド、アンブレットシード



Lalita、またはLalithaと呼ばれるインドの神がテーマに。タイ語でもその意味は魅力ある女性を意味するそう。発売は、2018年の2月を予定しているそうで、濃度はEdPです。

 

 

展示会で香った際には、ガルバナムの効いたヒヤシンス調のグリーンフローラルだとパッと感じたのですが、肌に乗せてみるとジャスミンとサンバックジャスミンが香りの軸となっていることがわかります。そこにチュベローズのようなニュアンスが重なり、インドと言えば…という3つのフローラルがフェミニンに香るのです。トップではそこにガルバナムのキリリとしたグリーンが広がり、早春に相応しい爽やかで可愛らしいテイストからやがて、フローラルハニームスクへと変化して消えていきます。かなり強くムスクが入っていますので、ムスクは持続しますが、案外あっさりとフローラルが消えていくあたり春夏っぽいテイストで、シャンプーの残り香のような香りが肌に残ります。

(30/10/2017)

 

 

以前よりもガルバナムが控えめに感じられるものの、基本としてはグリーンフローラルムスクです。 グリーンノートがフローラルの一部として香るため、突き抜けたグリーンではなく穏やかなグリーンで、たっぷりのムスクに包まれて肌に広がっていきます。ゼラニウム、ローズとイランイランは僅かながら精油が使用されているようで、フローラルノートがリッチに感じられる瞬間があるのですが、このフローラルノートを押し広げるようにボリュームを持たせていくと、近年に多い柔軟剤系に感じられてしまうかもしれません。それは、ムスクが多いことも要因です。そして香りは最後、ハニーノート強めのフローラルムスクとなって落ち着くのですが、このハニーノートが彼女がトロピカルなフローラルに馴染んだタイ人であることを感じさせます。慣れ親しんだフローラルノートなのでしょう。

更には、あまり香りとしては感じられないかもしれませんが、Iso E Superが大量に使用されており、仄かなアンバーウッディノートはムスクと共にフローラルノートを下支えしています。Dusitaのラインの中では比較的若い世代に支持されそうですが、クラシカルな佇まいに通じるガルバナムのおかげで、案外幅広い年齢層に合いそう。

(07/11/2024)

 

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