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Fleur d'Osmanthus / フルール・ド・オスマンサス


<香 調> フルーティーフローラル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> Eau Fraiche

トップ
オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン
ミドル
オスマンサス、ネロリ
ラスト
トンカビーン、ベンゾイン



2011年発売のサマースプラッシュフレグランス。Eau Fraiche Parfumeeでイメージはチャイニーズガーデンだそうです。日本人とっては外せない身近なキンモクセイの香りなだけに市場の評価も厳しく、生花っぽさを楽しめるものなのかが1番のポイントになります。それ以外に本物のアブソリュート感を楽しめるものなのか、それとも全く別物なのかという全部で3つのポイントで記載を。

まず、肌に乗せた瞬間はオレンジとグレープフルーツがさっぱりと香り、サマーフレグランスらしいさっぱりとした香りが広がります。でも、その一瞬だけですぐに化粧品っぽい薄いパウダリーなオレンジブロッサムに変化してしまいます。ネロリではなく調合タイプのオレンジブロッサムで、キンモクセイらしさは微塵も感じられません。もちろん貴重な天然香料らしい部分も全く感じられないのですが、その分ワイルドにはなっていないということです。

 



ミドルでもベンゾインはあまり前に出てこず、少し化粧品っぽいオレンジブロッサムが薄いウッディノートと共に香るというのが全体の印象で、ラストノートになってようやくふとした瞬間にキンモクセイっぽいのかなぁ・・・と感じる程度です。まさに100mlが36.60ユーロ(4,200円ほど)という価格に相応しい香り。

Eau Fraiche Parfumeeということで、少しアルコールを押さえて水を増やしているようです。(香料よりも水の方が多い)
ボディスプラッシュにしては香りの持続が良いので、EdT並みだよね・・・と思ってオフィシャルサイトを見たら、なんと香料濃度は9%だそうです。EdTと大差ないですよね。コロンの軽さですが、香りはきちんと持続します。

(17/08/2011)

 


あったあった、そう言えばこういう香りもあったと、オスマンサスのシーズンではないのですが再レヴューです。久しぶり香りもオスマンサスというよりは、シトラスノートとシトラスフローラルたっぷりのフレッシュなアルコールフリーフレグランスといったところで、その中にオスマンサスのDNAがわずかながら隠してある、という香り。表立ってオスマンサス風の香りではありませんので、市場ではそれを期待した消費者からの支持は得られなかった香りだと思いますが、サマーフレグランスとしてのボディスプラッシュとしては活用できる実に清々しい香りで、オスマンサスがあることで良くあるシトラスフレグランスより少し大人のトーンとなっています。それはオスマンサスがレザーやオイリーなフルーティーウッディノートを有しているからなのですが、そう考えるとフェミニンではなく男性にこそ使って欲しかった香りだな、と思い直したのでした。

オスマンサスの成分を知っていると感じ取れるオスマンサスなのですが、あまり詳しくない方にとっては、ボトルラベルの裏をボトルを透かして読んでみたら、小さく一言書いてあった・・・というような、探さなければ見つからないタイプかもしれません。

廃番となった後、調香を変えてFragrant Waterとして発売されているようですが、 AIによる画像は花弁数が違っているし、オスマンサスがどのような花なのか全く知識がない方が作られたようで残念です。これがブランドの価値というのはこうしたところに現れてしまう。

(19/05/2026)

 

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