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Power Ballad / パワーバラッド


<香 調> シトラスアロマティック
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ライム、スペアミント、グレープフルーツ
ミドル
ジュニパー、クミン、コリアンダー
ラスト
ポプラバッド、シダーウッド、ベチバー、ラブダナム



 

2016年発売。90年代のバラードでもあり、もともとの中世のバラッド(物語を音楽を付けて歌にするもの)でもあるようです。ギター少年だった彼の高校時代をテーマとしたもので、ベビーメタルの力強いバラードで踊っていたという甘酸っぱい思い出。それはジンやテキーラの味を覚えた頃であり、チューインガムの味だったというファーストキスの思い出であり、グラムロック、グランジスタイルやダメージデニム、ブリーチした金髪が大流行していた時代だと。調香はAmelie Bourgeoisが担当です。

 

 

 

まるで90年代の映画のワンシーンのような高校生活を送っていた彼。その香りはシトラスアロマティックで幕開け、ジュニパーの効いた心地良いリナロール系のハーブへと変化していきます。ミントとクミンはごくわずかなアクセントなのですが、ミントのメントール以外の部分、つまり残り香のような部分が結構強く出てきます。ベースノートのオリエンタルな部分は決して強くはなく、全体的にはミントの残り香が引っ張るアロマティックな香りと言ったところで、最後にウッディノートがミントの残り香に重なる感じです。全体的に柔らかい香りですね。

 

 

反抗的だったという高校時代を表現したにしてはとても優等生的に感じられるのですが、そこはやはり人柄が投影されたと考えるべきかも。

(12/05/2016)

 

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