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Marescialla / マレシャッラ


<香 調> ドライスパイシー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDC

トップ
マチス、ナツメグ等を主体とした薬草
ミドル
ラスト



1828年発売。2005年、ローマ店で肌に乗せたときに「すごく香りが変わるから、10分はこのままにして香りを確認してね」と言われた香りで、その時はすごく刺激的なトップでリタイアしてしまったんですけど、ホテルに戻ってからの香りの変わりようにびっくりしてしまってフィレンツェの本店で購入してしまいました。 時間をおくとかなり肌に馴染みます。公式サイトによると「とてもドライなマチスを主とする薬香草ベースの調合です。この香りはフランス貴族のダモン伯爵夫人によって生み出され、手袋に香りを付ける為に使用されましたが、彼女の錬金術への興味が原因で魔術師の疑惑をかけられ火刑に処せられたといわれています。」なんだそうです。1828年に発表された香りなので、古さも格別ですね。それにしてもこの香りの強さ、薬香草はなんだろう・・・。決していい香りではないのに、クセになるんですよ。馴染んで肌に密着してしまう感じで。レザーなんかとの相性も良さそうですね。 この香りのクセの強さは、ダナキャランのカオス、ブラックカシミアなんかに似てます。メルカンティデッセンツェの蘭州もこの系統ですね。ベタベタした甘さも媚びる香りでもないとても「ドライ」な香りなのにこの自己主張の強さはなんなんだ!!

パルマの協会でちょうどミサに遭遇することが出来まして、信者が教会に集う中、こそっと中に入って見学してたちょうどその時、協会中で炊き込まれてた薬草の香りがまさにサンタ・マリア・ノヴェッラの香りの根底にあるものでした。(ちょっとミルラの入ったハーブ香なのでセージとミルラなのかな)このブランドには共通した薬草香が根底にありますよね。これが独特で世界中のファンが多いんだろうなぁ。

(07/07/2006)

 

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