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Sampleレビュー

■Crown Heliotrope (1939年)

女優Ava Gardnerのために作られた香り。トップノートにはシトラスノートがありますが、その他に少しアニマルムスクが出ています。パウダリーなヘリオトロープと微かなアニマルノートとムスク、そこにジャスミンが重なった香りですね。しばらくするとアーモンド香が出てきて杏仁風のへと音ロープへと変化します。甘くパウダリーなヘリオトロープがきちんと存在するのですが、ヘリオトロープにアーモンドとスイートムスクを足して柔らかく柔らかくした香りとして肌に残っていきます。さすがにこちらの商品は廃番で入手が難しいので、ヘリオトロープの香りを楽しむのであればエトロが1番お手頃だと思います。(07/12/2009)


■Crown Rose (1873年)


グリーンハーブが香るローズ系です。グリーンティーのグリーンさではなくて、ハーブ系なのですが、ガルバナムではないんです。クリードのものとはまたちょっと違った感じのするグリーン系ローズで、グリーンが強い分、生々しく香ります。個人的にローズの中では結構いい位置にランクする香りですね。ミドル以降はグリーンっぽさが落ち着いてきて、典型的なローズ香となります。


■Crown Esterhazy (1874年)

エステルハージというハンガリーの貴族(一族)がいたそうです。その人に向けた香りなのかなぁ。少し甘さのあるハーブ香で、レモングラスのような香り(ヴァーベナとかレモンではなくて)がメインにあります。すっきりとしていて、カルトゥージアのメディララネオを緩やかな香たちにした印象です。レモングラスのような香りなのに、香りがふんわりとしているんですよ。普通はもっとトップから弾けるように香りたつと思うのですが・・・。レモングラスのような香りがなくなると、ハーブの香りが広がります。


■Crown Court Bouquet (1882年)

これはそのまま宮廷の庭の花々を集めた香りだろうと予測したのですが、花ではなくて樹木と果実もあるようです。フィグとかリーフ類もありそうだなぁ。少し渋さもあり、このブランドの中ではクラシックな部類に入る香りです。モスがあるわけではないので、落ち着いた渋い香りということで。ミドル以降でアルデヒドっぽさが出てきました。そうか、これがクラシックさを出していたのか。


■Sarcanthus (1931年)

すごい、Sarcanthusってムカデランって言うんですね・・・! 蘭というからにはフレッシュで少しフルーティーさのあるフローラルを予想していると、やっぱりクラシックさのあるフローラルです。発売時期を考えたら当然なのでしょうが、今香ると逆に「モダンクラシック」と言いたくなるくらいに抑え目なクラシックさです。これなら現代でも受け入れられやすい、落ち着いたフローラルだと思います。突出した花の香りがないので、全体として丸みのある優しい香りとなっています。

 

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