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Sampleレヴュー

■L’Or de Torrente (2001年)

香りを手がけたのはMasaki MatsushimaのMatシリーズを手がけたJean Jacques。Torrenteにとって初めての香水で、今までに色違いがホワイト、レッドと発売されていますが、共にまだ廃番になっていないという大切にされている香りです。(EdTとEdPとありますが以下はEdPのレヴューとなります)

トップ:ピンクペッパー、ブラックカラントリーフ、タンジェリン、ライチ、キウイ、アンジェリカ、マグノリアリーフ
ミドル:ローズ、コーヒー
ベース:バニラオーキッド、アンバー、シダーウッド

発売当初はボトルの美しさから人気となりましたが、水のL'Eauと勘違いしていた方も多かったのではないでしょうか。カタカナでは同じですが、意味は全く別で、Goldです。Torrenteにとってのゴールドを香りで表現したわけですね。近年ではPaco RabanneやComme des Garconsがゴールドバーをテーマとした香水を発売していますが、こちらが先。調香を見ると甘く苦いコーヒーをローズと合わせるという個性的な香りで、フルーティーなのかグリーンなのかも分からない香りに思えますが、肌に乗せてみるとコーヒーはどこへやら少しフルーティーないわゆる2000年代の流行の香りがしています。ただ、じっくり香るとグリーンノートもありますので、付けた瞬間はビターなシトラス(グレープフルーツ)にグリーンノートを足してフルーティーにしたような感じの香りが広がります。ところが、そのフレッシュな香りがひと段落するとコーヒーが現れるのです。ローズも香りますが、他のフルーティーノートが強くてローズらしさは強くありません。そしてコーヒーはアンバーノートに組み込まれた感じで仄かな甘苦いレジンノートとなって肌に残るのです。流行を意識した当時らしいフルーティーフローラルではなく少しオリエンタル寄りに甘く仕上げていますが、強くパンチの効いた香りではありませんので、案外さらりと使えるフレッシュな香りです。甘さはバニラよりもさっぱりとしたハニーノートが強いのですが、そこもゴールドのイメージに繋げているのもしれませんね。しつこくないさっぱりとしたハニーノートの香りをお探しの方向けと言えるでしょう。(22/03/2012)

 

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