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Orchid Mantis / ハナカマキリ


<香 調> グリーンフルーティーフローラルシプレ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 60ml
<濃 度> Extrait de Parfum (16%)

トップ
ベルガモット、レモン、グリーンアコード、ペア、バジル
ミドル
ピンクオーキッド、月下美人、イランイラン、ジャスミンabs、ローズabs
ラスト
パチョリ、モス、ベチバー、サンダルウッド、ムスク



2025年5月31日、Zoologistの中で3つ目の香りが発売となりました。どちらかというと、比較的安産型の香りだったことを覚えています。コロナウイルスに世間がざわつき始めた最初の頃、マスクがまだ手に入っていた頃に制作を開始し、2022年には完了していたのですが、コロナ禍の郵送事情は苦労が多く、やり取りが大変でした。


 

作り始めた頃はZoologistのラインにフローラルが少なかったことから、花をテーマに出来る動物を探すという逆パターンで生まれた香りでした。動物の、特に生息スタイルなどをテーマとしているZoologistの香りには、動物ですから、グリーンやレザー、ウッディ、土っぽい香りのものが多く、バリエーションとしてもう少し女性が楽しめそうなフローラルノートの香水があった方が良いよね、と感じたのが始まりです。では、フローラルノートにつながる動物にはどういったものがあるのか。そこで目をつけたのが幼少期にランの花に擬態をするハナカマキリでした。ツンと上に立てたおしりは、ランのリップを模しています。

 


(C) Francesco Tomasinelli

 

可愛らしいのに残酷で、残酷なのに擬態をしなければ生きていけない弱さもあり、コントラストのある2面性に惹かれました。そこで、南国らしい月下美人のアコードを作り、グリーンでフルーティーなトップからオーキッドやジャスミン、月下美人などのフローラルアコードを経て、モスの効いたシプレウッディムスクへとスライドしていく、グリーンフルーティーフローラルシプレとなったのでした。トップにはバジルとごくわずかなクミンを配し、少しアロマティックなトーンでクラシカルなニュアンスを添えています。

もともとのアイデアがNightingaleの妹版というイメージだったこともあり、クラシカルなテイストは保持したまま、時代を先に進めた香りとなったのですが、それでも7、80年代のトーンになっているのではないかと思います。比較的使いやすい香りにはなったけれど、それでも誰もかれもが好むスタイルではありません。でも、こうした香りを通じて若い世代にもクラシカルな良さが少しでも伝われば幸いです。

(02/06/2025)

 

 

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