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第5号/2008年3月14日

いつもproficeをご覧下さいましてありがとうございます。先月発売となりましたPalazzo Vecchioのフリージアとライラックの香り、どちらもとても好評で、12ml×3本のセット商品もおかげさまで完売となりました。ありがとうございました!!

■香りのオフ会〜テーマはミモザ〜

香りのオフ会へご参加下さいました皆様、ありがとうございました。混雑することなく、慌しさを感じることなくスムーズに開催出来ましたことを嬉しく思います。人数的にはもう少し広げても大丈夫なんだと思いますが、座る場所が確保出来なかったり(補助椅子はありますが)、スペースに押し込まれている感があるよりは、全員の顔と名前を把握出来る人数の方がそれぞれ皆様仲良くなりそうな気がして。なかなかこだわりの香りについて共感できる友人がいないと感じている方も多いようですから、集まれる場所があるというのは良いことなのだと思います。

今回のオフ会でわりと人気だったのが上のボトルです。これ、左のものはロッコバロッコのスーヴェニール・ディタリーとカルヴァンクラインのパープルオーキッドですし、中央のものはブルガリーブルー、右のものはジェニファーロペスのスティルなんです。香りが劣化してしまったものを分解し、あまりにも酷いものは捨てました。スティルは素焼きの入れ物の中に入れてトイレに入れてあったりします...

次回は宣言をしていますがテーマはシングルローズで6月に開催予定です。次回は梅雨時期ということで雨が心配ではありますが、香水を片手にばら園に集合するという初の屋外オフ会も組み込んで2週に渡って開催しようかな、と考えています。テーマがテーマなだけに参加をご希望される方も多いようですし。

■世界らん展2008

2月23日から3月2日まで東京ドームにて開催されました「世界らん展2008」に行ってきました。香水好きな方でなくとも、蘭の花がお好きな方にはたまらないイベントですよね。こちらの展覧会では毎年資生堂が蘭の香りを発売していることでも有名で、今年の資生堂の香りは「カトレアドゥイアナ」と言う黄色の花弁に赤いリップのカトレア種です。

まず、会場内に入って向かったのは今年の入賞蘭です。その他たくさん見所もありますし、展示内容もとても多いのですが、僕はどうも「花を使って作られた」という自然な状態ではない展示方法が苦手で、植物をいじめているようにも思える区画展示は毎年ほとんど見ないんです。大きな木の上に胡蝶蘭があるなんて不自然じゃないですか?生態系含めて「魅せる」ようなやはり資料となりうる展示方法の方が僕には興味をそそるのかも・・・。ということでまずは入賞蘭をチェックです。今年は日本の「エビネ」だったのですが、名前がなんとも・・・。(奥さんの名前なのだと思います・・・)12年かけて交配したというあり得ない大きさのエビネが大賞でした。優秀賞には1株でこれまたあり得ない花を付けたカトレアと胡蝶蘭でした。とても素晴らしい花でしたよ。カトレアは強香で、展示台の下にも香りが流れてきていたのですが、いかんせん撮影に群がるおばちゃんの化粧品の香りと、おじちゃんのポマードの香りに追いやられてしまい苦笑いでした(^^;

優秀賞のエビネ
素晴らしい大株の強香カトレア
画像の下にも花が続く多花の胡蝶蘭

今年の展示方法は今までよりも分かりやすくなっていたのですが、出来れば順路を入口、出口と設けてて欲しかったな・・・という印象です。観る流れってあるんですよ。僕は順路通りに香りの繊細な東洋蘭から西洋蘭へと香っていきました。フレグランスオーキッドの展示です。僕は実家に春蘭があり、地上でそのまま栽培していたので春蘭は香りも含めて覚えていたのですが、とんでもなく種類が多くてびっくりです。中でも強香で有名な富貴蘭の種類はバニラ香も出ていて濃厚で妖艶でした。花は小さいのに凄い香りです。カトレアは基本的に香りのあるものが多いようで、どれも素敵な香りだったのですが、中にはクローヴのようなオリエンタルな甘さのもの、少しムスクっぽいもの、ローズっぽいもの、スパイシーなもの、そしてサクラ餅っぽいものまでありました。サクラ餅っぽいものはクマリンが出ていたのだと思いますが、トンカビーンのようなパウダリーさはなくて、クマリンの香る生花らしい生花ということで桜の花と並べたら区別がつかないんじゃないかと思ったくらいです。

バラと蘭はファンが多いのですが、それは栽培の難しさを楽しむ他にも圧倒的な種類の豊富さ、掛け合わせる楽しさがあります。種類の豊富さは圧倒的で、香りの違いも様々です。一つ一つ香っていってもメモを取らないと香った端から忘れてしまっているんですよ。全ての蘭が学術名で記載してあるので、イメージもつかめないんです。きっと交配が複雑で近縁種が多いんでしょうね。だから1ファンとして香りだけを楽しむことに徹して終了です。

次に資生堂のコーナーに出かけ、今年の香水を購入してきました。それは、とてもすっきりとした香りだったのですが、出来れば生花と比較したいというのが僕の本心です。資生堂の今年の香りは「カトレアドゥイアナ」。もちろんらん展ですから生花があるものだと信じて疑いませんでした。1時間かけて花を探し回ったのですがなかなか見つけることは出来ずに「季節じゃないのかなぁ・・・」と半ば諦め、鉢植えを求めて立ち寄ったショップでお聞きしてみたんです。

「今年資生堂が発売したカトレアドゥイアナはこの会場内にありますか?」

この一言が蘭マニアな農園の方の心をくすぐってしまったらしく、あっちこっちの人に聞いてくれました。恐ろしいほど親切です。でもって、物凄く博識です。ひと目で種類を把握していただけたのですが、残念ながらこの会場にはないとのことで、花期もこの季節ではないようでした。むむむ、と思ったトコで今度は須和田農園という店舗が向こうにあるからそこで聞くと良いかも!!と指南いただきまして、そこのブースに回ってみたら、テレビで見たことのあるおじさんがサイン会をしていました。そう、須和田農園の園種は東農大の客員教授であり、趣味の園芸で講師をしている江尻光一さんの農園なんです。ご本人がいらっしゃるなんてなんてラッキーなんだろう、と思いつつお話を伺ってみると、

1、季節ではない
2、原種であるためにそもそも日本に株がほとんどない(一般流通していない)
3、花が面白くないために人気がない

のだそうです・・・。実物見たらがっかりするよ!!とまでおっしゃられました
なんて辛口なコメントなんだか!!

今年購入した蘭はこの2つです。

スズランっぽい芳香
「デンドロビウム・キンギアナム」
クローヴとジャスミンのオリエンタル香
「セロジネ・クリスタータ」

来年は是非、らん展で蘭の香りの香水を発売されるのですから、「生花の香りの素晴らしさを持って帰られるように香水にしました」というようなコンセプトで展開して欲しいです。もちろんそこには生花が展示されており、生花の香りに感銘を受けて香水を手にする、という流れが理想的です。それが「感動を共感する」という意味でのお土産だと思うんです。

■メーカーとブランド

皆さんがよくわからなくなる問題にメーカーとブランドの違いがあります。香水はどのような経緯で流通しているのでしょうか。例えば弊社取り扱いのPalazzo Vecchioの場合を例に取ってみますね。

Cosmesi社(メーカー)が製造→日本の輸入代理店→弊社→消費者

と届きます。Cosmesi社というのはPalazzo Vecchioを経営している同じファミリーですので薬局で販売されている化粧品全てがこちらで作られています。では、Profumi di Pantelleriaはどうでしょうか。
製造メーカーに委託して製造→日本の輸入代理店→弊社→消費者
となります。Profumi di Pantelleriaを立ち上げた方々は工場を持っていないために製造はメーカーに委託するわけです。OEMですね。ここがポイントなんです。

ブランド
メーカー名/製造
販路/流通
Clinique(自社のブランド)
Tom Ford(Beautyのライセンス取得)
Jo Malone
Estee Lauder
Esteeの販路にて世界展開
Palazzo Vecchio(自社ブランド)
(その他)
Cosmesi社
独自の販路(流通制限あり)
Profumi di Pantelleria
A社
Cale社の流通(流通制限あり)
L'Artisan Perfumer
B社
Fox Paine & Company
→日本の子会社
Mark Jacobs
ブランドA
ブランドB
ブランドC
C社

LVMH社→ブルーベル、セフォラ等
Coty社→ブルーベル

Salvador Dali
Morgen
Cafe Cafe
Watt
一般流通
→わかば、ブルーベル(ブランド別)
Ella Mikao
Sence of Space他
INCC社

一般流通
→フィッツコーポーレーション

Issey Miyake
Jean-Paul GAULTIER
Serge Lutense
BPI(資生堂) 資生堂

パターンはいろいろありますが、自社で製造所を持っているブランドは少ないのが現実です。ほとんどのブランドは製造所に委託します。日本でも化粧品はOEMであっちこっちが作っていますよね。海外にはこういった製造所がとてもたくさんあり、ブランドは好みに応じてあっちこっち変えています。その際、製造メーカーが変更になったために香りが少し変わったり、ボトルリニューアルがあったりするわけです。また、販売のライセンスも契約期間によって変化します。

品質の良さは「どこが製造しているのか」というのが大きなポイントになるのです。 3流の製造メーカーは3流の香料を使用しており、低価格帯の製品を得意としています。それはアパレルでも同じことですよね。INCC社の製品やCofinluxe社の製品は全て低価格帯のものばかりです。何故安いのか、というのはそもそも卸しの原価が安いんです。何故卸値が安いのかというと原価が安いわけで、たどり着くのは原料の安さとその他コストの安さなのです。同じように見ていくと、Masaki Matsushimaを製造しているのはPanouge社で販路はブルーベルです。Panouge社自身が安価なブランドが得意なためにMasaki Matsushimaも安価になるわけです。自社で製造が出来れば融通も利きますし、質の高い製品を作り出しているメーカーであれば質の高いブランドから製造を委託されます。良いものを作りたい時は、良い製品を世に送り出しているメーカーに委託するのは当然の成り行きで、コストも高くなって当然です。

僕はイタリアで、「あのブランドは3流のメーカーで製造しているからダメだ」という声を聞きます。それは日本で言うしばらく前の「中国製」と同じようなニュアンスです。安いのにはこういう理由もあったわけですよ。

また、流通もポイントです。大きな会社に販売を委託すれば大きな販路で販売されますから、一気に世界展開できるでしょう。でも、流通の制限は出来ません。細かい指示も出せません。自身のブランドの流通は自身の手で守って行きたい・・・というのがこだわりブランドの意志です。

Romea D'Ameor

ParisのGaleries Lafayetteで12/1から発売開始となっていたブランドで、全部で7種類のコレクションがあります。調香はAnnie VannierPierre Bourdonが手がけたそうで、歴史的な女性をモチーフとしているようです。

1、Les Princesses de Venise (ヴェネツィアのプリンセス)

ジョイツリー(多分チャンパカではないかと)を核とした香り。

トップ:ブラジリアンオレンジ、グレープフルーツ、カシス、パイナップル、メロン、クローヴ
ミドル:ジョイツリー、オレンジブロッサム、エジプトジャスミン、カシスの芽
ベース:サンダルウッド、アイリス、モロッコフランキンセンス、ラズベリー、アンバー、ムスク

グレープフルーツがトップから爽やかに香るすっきりとしたフローラルでする途中からグリーンフローラルが出てきて、青さが強くなりますが、チャンパカのクリーミーな部分も出ていますから、結構強めにチャンパカを軸にしているのだと思います。でも、基本はすっきり系のフルーティーフローラル。

2、Les Pretresses Incas (インカの巫女)

カンナオーキッドと書いてあったのですが、花を見るとカンナのことのようです。蘭科ではないのに・・・。

トップ:イタリアンマンダリン、グレープフルーツ、ギニアオレンジ、アップル、マンゴー
ミドル:カンナ、マリンノート、ローズ、スズラン、ジャスミン
ベース:サンダルウッド、オークモス、チークウッド、ベチバー、ネクタリン、ブラックチョコレート、カラメルムスク

オリエンタルで甘いです。なんだろう、トロピカルフルーツのアイスクリームのようなイメージで、バニラとココナッツのような甘さの中に濃厚なピーチとかマンゴーとかが加わっている香りです。マリンノートはどこに消えてしまったんだか・・・と思いますがベタッと思いわけではないので、使いやすさはありますね。

3、Les Maitresses de Louis XIV (ルイ14世の愛人)

テーマの花はグロリオサ。美しさはそれだけで「才能」だと言われた時代。華やかかりし日の女性像。

トップ:イランガルバナム、カシス、メロン、クローヴ、リーフグリーン
ミドル:グロリオサ、ジャスミン、ローズ、ナルシス、スズラン
ベース:アイリス、ウッディノート、ネクタリン、アンバー、ムスク

ガッツリとガルバナムがトップから香る、これぞグリーンフローラルという典型です。瓜系の香りもそこまで強くはなくて、ガルバナムにフローラルが折り重なっています。ガルバナム独特の青さはトップノートで薄れて行きますので、使いやすくてパンチの効いた素敵な香り。

4、Les Souveraines d'Egypte (エジプトの女王)

テーマの花はオーキッド。

トップ:メロン、パッションフルーツ、ライチ、クローヴ
ミドル:オーキッド、ジャスミン、マグノリア、ローズ、ヘリオトロープ
ベース:ベチバー、アイリス、ペルーバルサム、ココナッツ、ピーチ、メレンゲ、パウダリーノート、アンバー、バニラ、ムスク

パウダリーで甘い、ということでヘリオトロープの印象です。付けた瞬間はヘリオトロープにココナッツとガーデニアを足した感じにも思えたのですが、時間と共に渋めなウッディとアンバーが現れます。

5、Les Imperatrices Japonaises (日本の皇后)

テーマはアイリス。なんだか日本女性の印象がアイリスって嬉しいかも。

トップ:フリージア、イランイラン、メロン
ミドル:ヴァイオレット、ローズ、スズラン、アイリス、ヘリオトロープ、ピオニー
ベース:アイリス、ベチバー、チークウッド、サンダルウッド、トンカビーン、バニラ、ムスク

アイリスです、アイリス。紛れもなくアイリスが軸です。アイリスをとても品良くまとめた香りで、余計なフローラルも甘さも感じません。ということは、香り全ての調和が僕にとっては違和感なくて良いということなんでしょうね。甘さの強くない、レザー等でメンズっぽくもなっていない、アイリスを楽しめる香り。

6、Les Espionnes Du Tsar (ロシア皇帝の女スパイ)

テーマは朝顔。この朝顔には「金づる」の意味も。

トップ:イタリアンレモン、イスラエルグレープフルーツ、アップル、メロン
ミドル:朝顔、ジャスミン、ローズ、スズラン、チャイニーズマグノリア
ベース:アイリス、サンダルウッド、パチョリ、カラメル、メレンゲ、アンバー、バニラ、ムスク

うーん、どこかで香ったことのある香り・・・という印象です。基本はフルーティーフローラルで可愛らしくて流行系にありそうな香りなのですが、オリエンタルさが出ていてベースのカラメルやメレンゲのような美味しい要素もしっかりと感じます。コベットとかヴェラウォンのプリンセスのようなニュアンスかも。

7、Les Grandes Amours du Taj Mahal

テーマはブルーロータス。

トップ:ベルガモット、グレープフルーツ、メロン、カシス、グリーンリーフノート
ミドル:スズラン、マリンノート、タージマハールブルーロータス、ジャスミン、ローズ
ベース:アイリス、ベチバー、ラズベリー、ピーチ、バニラ、ムスク

ロータスフラワーの香料はアクアノートであったり、ツンとしたケミカルさを持っていますがこれはそこまでアクアノートが強すぎるというわけではありません。アクアノートよりも強く感じるのは瓜系のノートです。時間と共に瓜系の香りが前面に出てきますので、最終的にはアクア系、マリン系、瓜系の混在となっていきます。すっきりとしたサマーフレグランスなイメージです。

ちょっと駆け足なレビューですが、これがファーストインプレッションです。ラストノートになるとまたニュアンスは変わってくると思いますから、後日全てproficeにてレビューしますね。僕はこの中だで買うとしたらガルバナムの強い「ルイ14世の愛人」か、アイリスの素敵な「日本の皇后」だと思います。
オフィシャルサイトはまだ英語が工事中でフランス語しか見られません。100mlのEDPが90ユーロ。

Sampleを試されたい方は、The Perfumed Courtにて取り扱い中♪1ml×7セットで18ドルです。

■国内発売の新作ニュース

2月29日に発売され、一時完売までしてしまったのが資生堂の地域香水「弘前さくらものがたりオードパルファム」。そして、今月末に発売となる「吉野オードパルファム」。弘前さくらものがたりの方は楽天でも購入が可能ですが、吉野オードパルファムの方はまだ発売されていない様子です。でも、関東だけ、特に汐留と丸の内のオペークだけで先行発売されています。詳しくはこちら香りは資生堂らしくて可愛いのですが、今までの桜シリーズの中では一番大人の雰囲気です。かすかにパチョリとかありそうです。

後は、2月21日に資生堂のばら園がリニューアルしたこと、、ルタンスの新作が21日に発売されることくらいですね。3月上旬発売の新作についてはレビューもアップしてしまいましたし。そうそう、今まで国内販売はされていなかったParfum d'Empireが2月半ばより新宿伊勢丹のメンズ館に登場していますよ。全種類ではないのですが、日本人に人気のありそうなOsmanthus Interditeは販売されています。(16,800円) ちなみにアメリカでは135ドルです。

4月はヴェラウォンからFlower Princessが発売となります。テーマはなんと日本語の「かわいい」・・・とのこと。 当然ですがアジアターゲットです。というか、ターゲットは日本なんじゃないの?という香りです。

トップ:グリーンアイビー、タンジェリン、ウォーターリリー、
ミドル:オレンジブロッサムペタル、モロッコローズ、サンバックジャスミン、ミモザ
ベース:アプリコットスキン、アンバー、プレシャスウッド、ムスク

タンジェリン以外にはフルーティーさはあまりないように見えますが、フルーティーフローラルなのだそうです。ウォーターリリーがあるので、すっきりとしたシアー系フルーティーフローラルなんでしょうね。前作がチョコレートの入った甘くて可愛らしいものでしたから、こちらは春夏用の王道系「可愛らしさ」で勝負しようということのようです。後は新作香水情報にも記載しましたが、Ghostの新作Sweetheartが4/9に発売です。

そうそう、大阪は梅田阪急のメンズ館にJOVOYNobile 1942が入っています。JOVOYBookmarkに記載していますが、昔にあったパフューマリーの名義を購入した方が復刻させたブランドです。(香りは全て新製品ですから、ブランド名だけが復活です)関西の方は是非お試しを〜。Nobile 1942は物凄く微妙な香りばかりですが、JOVOYはそこそこ楽しめるのではないかと思います。

■プレゼント (小分け3名様)

今回は、春らしさを感じるグリーン系の香りを選んでみました。グリーンフローラルの中でもガルバナムの強い青さを出しているもの、清々しいもの等です。でもそればかりではつまらないので、いくつか違う雰囲気のものも含めてみました。(1.5ml×8種のセットです)

1、Antica FarmacistaFico (いちじくというよりも青い葉の香り)
2、CalypsoChevrefuille (風に乗って漂うハニーサックルの香り)
3、CarthusiaMediterraneo (レモンティーのような爽やかな香り)
4、FlagonardCerisier en Fleurs (桜をイメージした香りの中では秀逸だと思います)
5、JosephParfum de Jour (ペンハリガンの手がけたグリーンフローラル)
6、Le Prince JardinierL'Eau du Prince Jardinier (調香はアニックで有名なイザベラ・ディロンが担当)
7、 MonteilL'eau De Monteil (涼しげなボトルが印象的な甘さを抑えたシアー系フローラル)
8、The Crown PerfumeryCompanyのCrown Bouquet (クラシカルなグリーンフローラルの典型)

応募はこちらから ! ! (月曜日正午締め切りです→締め切りました)

来月は、イタリアでのBeauty & Cosmeticsの世界見本市「COSMOPROF」の様子、Parisでの買い物等、ご報告を兼ねてメルマガに記したいと思います。またまた随分と長くなってしまいましたが、お付き合い下さいましてありがとうございました ! !

 

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