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Armis Cor Collection

 

2025年発売。他のラインとの違いはホワイトボトルになったという点が一番大きいのですが、どうしても香りでの差別化はテーマとして捉えにくいものに。それは内省の旅だから。もう少しそれぞれのコレクションが特徴のあるテーマ、カテゴリ、ストーリーで構成されていると面白さが増すと思うのですが。4種のEdPが295、320、330、360ユーロで発売に。

 

オフィシャルでは販売されていないようですが、サンプルは15mlほどのボトルで、
フルボトルと同じボックスの中に4種が収められていました。

■Aurum (2025年)

軽やかさと豪華さ、力強さと繊細さという二面性を表現した香りで、タイトルはラテン語でGoldの意味。

ナツメグ、ピンクペッパー、ベルガモット、アクアノート、ジャスミン
ローズ、ゼラニウム、アイリス、イエローフルーツ、プラム
バニラ、カラメル、ミルク、トンカビーン、アンバーグリス

AurumとAdoremがフェミニンで、VisioとSomniumがマスキュリンなトーンだと思っていたのですが、Aurumが案外ユニセックスでローズと共にアロマティックにゼラニウムが広がります。アクアノートは強くはなく、フルーツもそこまで可愛らしい香り方はせず、少しグルマンな甘さの中に溶けていきます。フルーティーフローラルほど可愛らしくなく、スイートフローラルムスクにスパイスを重ねたようなミドルを経て、フェミニンなスイートフローラルムスクへと切り替わっていきます。最終的にはとてもフェミニンな香り。(09/04/2025)


■Visio (2025年)

イマジネーションの深みへと誘う、視覚的な旅。タイトルはラテン語で見るという意味。

タバコ、スモーキーノート
フランキンセンス、ウード、パチョリ、シダーウッド
サンダルウッド、アンバー、バニラ

あぁ、これはタバコだ。明らかでわかりやすいタバコのタールノートがウードやパチョリに包まれて誇張され、バニラやアンバーでオリエンタルに彩られ、セクシーに広がっていきます。以前であればとても男性らしい香りに感じていたところですが、案外ユニセックスに感じられるのは、そもそもの垣根がなくなってきた証なのか、この香りの中に男性的な香りが少ないからなのか。とてもインパクトのあるタバコで始まりますが、後半はとても穏やかなウッディオリエンタルムスクとなりますので、タバコはある意味スパイスのような扱いです。(09/04/2025)

 




■Somnium (2025年)

深い眠りへ誘う、夢に包まれて眠る香り。タイトルはラテン語で夢、ヴィジョンという意味です。

ベルガモット、グレープフルーツ、ナツメグ
ローズ、スズラン、ピーチ、シプリオール
ムスク、バニラ、アンバー、サンダルウッド、ベチバー

アンバーグリス? パチョリと? と、フレッシュフローラルを包み込む渋めのトーン。そこからアーシーなシプリオールがフルーティーフローラルに重なり、かなり渋めなフルーティーフローラルウッディへと変化していきます。シプリオールの土っぽいトーンとナツメグがアクセントとなって広がりますが、それが一段落する頃にはフルーティーフローラルも落ち着き、フルーティーな余韻を残したスイートムスクへと変化して落ち着きます。トップの渋さに驚きましたが、とてもユニセックスなラストに導かれるユニークな香り。(08/04/2025)


■Adorem (2025年)

愛の本質というよくあるテーマの香りで、タイトルはラテン語のAdorareから崇拝するという意味。崇拝するという意味から愛するに転じています。

ベルガモット、マンゴー、レモン、イランイラン、パイナップル
ラズベリー、ココナッツ、ジャスミン、オレンジ
ラム、ラクトニックノート、バニラ、シダーウッド

バニラとココナッツたっぷりのフルーティーフローラルグルマン。いわゆる美味しいタイプのグルマンの中でも、ジューシーなトロピカルフルーツをメインとしたパフェ系のグルマンで、ニッチなスタイルの香りではありません。ただやはりこのスチールボトルからこの香りが香るとなると、やっぱりクールに感じられるんですよね。香り自体はいつの時代も愛されるタイプではあると思いますが、個性があるタイプではありません。(08/04/2025)

 

 

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