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Sampleレヴュー

■Private talk (2024年)

チュベローズとカップチーノという意外な組み合わせを手がけたのはNicolas Bonneville。でも、Rubiniのtanbur sacreもコーヒーとチュベローズです。

トップ:ジンジャー
ミドル:チュベローズ、チュベローズabs、イランイラン、カップチーノアコード
ベース:サンダルウッド、ヴァージニアンシダーウッド、ホワイトムスク

とてもチュベローズ風だよね、というフローラルノートにカップチーノが重なって広がる、とてもテーマに忠実な香り。違和感のないバランスで、カップチーノがチュベローズがフェミニンさを抑え、ラクトニックなサンダルウッドというセクシーなベースに引き継がれていきます。チュベローズらしさはしっかりと香るけれど、全体的にとても控えめな香りで、特にラストノートはサンダルウッドが強めに出てきますので、男性肌にもとても合う香りです。(04/12/2025)


■Club couture (2024年)

Carlos BenaimとAndrew Everettによる調香で、キーノートはパチョリとフィグ。

トップ:ベルガモット、ビターオレンジ、マンダリン
ミドル:フィグアコード、オレンジブロッサム、アイリスアコード
ベース:シダーウッド、パチョリ、ムスク

どれだけパチョリが効いているのかと楽しみにしていたら、フィグ系フレグランスの枠から全くはみ出ない、既製品にありがちなフィグ系でした。アイリスが加わると少しドライフルーツ調のフィグになっていくはずなのに、グリーンが強くてドライフィグには感じられず、フィグの効いたグリーンウッディと言ったところ。時間と共にグリーンが薄れていくのですが、そうなると灯りが消えていくように落ち着いたフィグウッディムスクとなります。いや、でもパチョリが控えめ過ぎる。(03/12/2025)


■Notte d'oro (2024年)

次世代を担う若きGuerlainのPaul Guerlainが調香を担当。まだ修業期間なんですね。宮殿の装飾や寄木づくりの床から漂うウードの香りを表現したもの。ウードとチェリーを軸に組み立てたゴールドの夜。

トップ:スイートオレンジ、グレープフルーツ、ブラックチェリーアコード
ミドル:ジャスミン、ゼラニウム、ローズ
ベース:パチョリ、サンダルウッド、ウード

アルコール度の高い(純度の高い)アーモンドの香りを使用したチェリーをウードに合わせているようですが、ブラックチェリーよりもウードが勝り、そのウードもウードというよりアンバーウッディノートだよね、という香りのため、機体していたほどの個性はありません。ただ、ゼラニウムが良いアクセントとなっていて、トップでは少し男性的に、ミドル以降は微かなアロマティックな余韻を感じさせています。ただ、全体的にみるとウード系の香水の中の1つでしかなく、大きな特徴はないかな、といったところ。Sogno in rossoもそうでしたが、この香りの中にもゴールドの部分が感じられないのです。タイトルはもう少し内容に合わせた方が分かりやすいだろうに。(02/12/2025)


■Sogno in rosso (2024年)

Fabrice Pellegrinによる調香で、深紅の液体です。

トップ:ブラックペッパー、ジュニパーベリー、ペティグレン
ミドル:フランキンセンス、オレンジブロッサム、ラッテフォームアコード
ベース:サンダルウッド、バニラ、アンバーグリス

赤い夢と名付けられたタイトルとは裏腹に、アロマティックなアクセントのスイートフランキンセンスが広がります。ラクトニックというよりミルクなラッテアコードは、イタリアらしい泡のラテを表現したアコードで、それがサンダルウッドとフランキンセンスを柔らかく包み込んでいるのです。ミドル以降は楽と肉なサンダルウッドムスクが残りますので、フランキンセンスではなくサンダルウッドムスクがお好きな方向けでしょう。L'Orchestre ParfumPiano Santalもミルクの効いたサンダルウッドムスクですよね。フランキンセンスは乳香と日本では表現されるわけですが、ミルクと合わせたフランキンセンスはあまり例がないかと思います。もう少しフランキンセンスが強いと個性的だったかな。どのようなストーリーがあれば深紅の液体とタイトルがこのミルクの効いたフランキンセンスにつながっていくのか、その説明がないのが少し残念です。30、100mlが145、325ユーロで発売に。(01/12/2025)


■Rockin' Rose (2006年)

2006年の冬に新発売となり、2007年にはRockin' Rose Couture、2008年にはRock 'n Rose Pret a Porterと続くシリーズの最初の香り。うちに秘めたロックなスタイルを表現したもの。

トップ:ベルガモット、ブラックカラント、クランチグリーン
ミドル:オレンジブロッサム、ガーデニア、スズラン、ローズ
ベース:サンダルウッド、アイリス、ムスキーノート、バニラ、ヘリオトロープ

イメージカラーは黒とピンクなのでどことなくナルシソロドリゲスを思い出してしまいます。香りはいろいろとありますけどやはりローズがメインです。どっしりと黒いイメージの香りではなくて、少しだけブラックカラントのフルーツっぽさ(ローズの酸味を強調している感じ)もあって、ガーデニアやスズラン、オレンジブロッサムはあまりわからないです。ヘリオトロープやアイリスのパウダリーさも全くないわけではないのですが、強すぎずにテンダーフローラルを成しています。すっきり爽やかシトラス系ローズではなくて、やはり冬に発売された春向けの香りなのだと思います。温かみを感じる柔らかさとか、ミドル以降に甘さが出てきてフェミニンな香りになっていきますから。 特別な目新しさはないのですが、これはこれで売れそうな香りだと感じます。(30/09/2008)

 

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