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2006年11月8日

爆発的な大ヒットはないにしても、相変わらず根強い人気を誇っているのが「グルマン系」の香りです。これは、グルメという言葉から派生した「食べ物の香り」を意味しています。今回の比較では、食べ物の中でも「美味しそうな食べ物」であって、「バニラ」「ミルク」「チョコレート」を軸に集めてみました。これがトロピカルフルーツ等となるともっと幅が広がってしまいますからね。グルマン系の香りの中には、これ以外にもマジパンだったり、ブレッド(パン)、プラリネ、クッキー等様々な香りがあります。甘い食べ物の香りは人間の満腹中枢を刺激し、幸福感を感じさせてくれます。また、抗うつにも効果があり、不機嫌、短気などの解消にも役立ちます。これは、バニラの芳香に飢えを緩和する作用があるからなのです。飢えを緩和することから幸福感を感じるのです。不思議な仕組みですよねぇ。
それでは、美味しいグルメな香りを比較していきたいと思います♪



1、コントワール・シュド・パシフィックのバニラバナナ
思わず食べたくなるようなバナナクリームのバニラ。

2、コントワール・シュド・パシフィックのバニラアプリコット
驚くほどのフルーツではなくて、飽くまでもバニラを楽しむ感じです。

3、コントワール・シュド・パシフィックのバニラシナモン
シナモンがたっぷりと香るケーキのような感じのバニラシナモン。

4、コントワール・シュド・パシフィックのバニラピターヤ
このシリーズの中では比較的さっぱりとしていて、フルーツの方が強いです。

5、コントワール・シュド・パシフィックのアムールドカカオ
ビターでスパイスの効いたチョコレート。チョコレートというよりもカカオバターが強いチョコクッキーのような印象。

6、コントワール・シュド・パシフィックのマタンカラン
一言で言うと練乳です、練乳!!

7、モリナールのバニラフレシュール

フレシュールというだけあって、ベタベタしないフレッシュ感のあるバニラで、ブラックカラントっぽさが少し香る。

8、Bond No.9のSo New York
チョコがスパイスとして加わっているというだけで、グルマン系とは言えないかも。チョコとエスプレッソが香る大人の香り。

9、Bath & Body WorksのFresh Vanilla
後に残らない、リフレッシュウォーターのバニラなので、気兼ねなくパシャパシャと使える唯一のバニラ。

10、Bath & Body Worksのレモンメレンゲ
レモンメレンゲというよりもレモンクッキーのような印象です。

11、Bath & Body Worksのチョコレートフォンデュ
甘い甘いチョコレートケーキそのものの雰囲気。

12、Bath & Body Worksのクリームブリュレ
Ava LuxeのMilkやコントワールシュドパシフィックのマタンカランのような雰囲気ですが、こちらはミルク以外のエッセンスが香ります。カラメルもあるのかも。

13、アクア・ディ・パルマのシチリアアーモンド
他のアーモンド製品よりも甘さが少ないため、さっぱりとしたアーモンド系。

14、オートレパートのアーモンドミルク
アーモンドオイルにミルクという魅惑の香り。杏仁系で、穀物オイルの香りがします。

15、Ava Luxeのルークム
ナッツが一番強く香るために、香ばしくて美味しい香りです。これぞグルマン系という王道の香り。

16、Ava Luxeのミルク
一言で言うと練乳です。まさに、練乳ミルクの香り。甘さも強いです。

17、Ava Luxeのハニー
物凄く、蜂蜜です。蜂蜜の中のクセのある甘さもそのままに表現されています。少しアーモンドオイルっぽさがあるかも。アーモンドもプラム系ですからね。

18、Ava Luxeのスイートパチョリ
精油のパチョリに甘さを加えたもので、重く湿った香りの中に、落ち着いた甘さが香ります。

19、Ava Luxeのスイートアーモンド
ホントに甘い甘いアーモンドミルクっぽさが出ていて、オートレパートとよく似ています。

20、Ava Luxeのカフェノワール
まるでエスプレッソを飲んでいるかのような轢き立てのコーヒーの香り。

21、ディオールのヒプノティックプアゾン
バニラの強いアーモンド系。どちらが強いかというと、バニラですが。でも、この比較の中ではこれでも軽く感じてしまいます。

22、ゲランのアクアアレゴリア イラン&ヴァニーユ
付けた瞬間はイランイランの方が強く香ります。次第にバニラが出てきて、秋冬の就寝用フレグランスとして一時期活躍していました。

23、ヘンリーベンデルのバニラフラワー
バニラはバニラなのですが、甘さが強くなく、どちらかというとフレッシュでハーブも少し香っています。

24、ヘンリーベンデルのブルボンバニラ
上に比べるとこちらの方がこってりとしたバニラで、少しクセのある渋めのバニラです。ベタベタした感じはないのですが。

25、ジャンヌアルテスのギュペシルク
ヒプノティックプアゾンに似ていると言われてたりしますが、実は全く違う香りです。バニラの香りが似ているだけで、雰囲気は全く別物です。甘いことは甘いのですが、美味しそう、というとそうではないというバニラ。

26、カルーのドラジェ
トップのシトラスが爽やかで、甘さが少なめなのでカジュアルに使えるお菓子系の香りです。ラストノートはクリーミィーなクッキーのような香りとなります。

27、レルバリオのバニラ&ジンジャー
バニラよりも先にジンジャーとハーブが香ります。グルマン系というよりも薬局系の香りかも。

28、ロリータレンピカのロリータレンピカ
お菓子系と言えばこの香りが出てきますが、この比較の中では全くもって爽やかな香りになってしまいます・・・。アニスの甘さが強い。

29、ロリータレンピカのL
シトラスにバニラとスパイスが香り、一瞬クリスマスっぽさを感じます。バニラはそれほど強すぎずに、カジュアルに使える香り。

30、Lorenzo Villoresiのタンドネージュ
大人しいパウダリー系。グルマン系というよりもタルカムパウダーのイメージで、甘さはそれほど強くはないですね。

31、Parfumerie GeneraleのAomassai
焦げたキャラメルが使われているのですが、全体としてスパイスが強めのためにグルマン系ではなく、スパイス系になっています。

32、Parfumerie GeneraleのMusc Maori
ビターチョコレートがスパイスと共に香るグルマン系。少しだけ金属的な香りもしているのが不思議です。

33、セルジュルタンスの ミエル・ド・ボワ
優しくはない蜂蜜系。しっかりと蜂蜜が香るのですが、同時にウッディも強くて万人向けと言われる易しさはありません。クセのある蜂蜜。

34、Susanne LangのCoconut
甘く甘くしたココナッツで、タピオカを食べているような感覚です。

35、Susanne LangのWhite Chocolate
ホワイトということでミルクの香るチョコレート。Ava Luxeのミルクにビターチョコレートを足した感じ。

36、Susanne LangのVanilla Sugar
37番、39番のバニラと比べると一番甘さが出ています。

37、Susanne LangのWarm Vanilla
アーモンドオイルが少し香るバニラ。

38、Susanne LangのChocolate
まさに、チョコレート。食べたくなるくらいのチョコレートで、コントワールシュドパシフィックよりも甘い。

39、Susanne LangのSweet Vanilla
少しクリーミーさを持ったバニラ。

40、イブ・ロシェのバニラブルボン
少しシトラスの入ったフレッシュなバニラで、イランイランの香りも強めかも。官能なフローラル、ではなくて渋い樹脂系の香りですが。

41、キャシャレルのグロリア
アマレットが使われているだけあって、甘く深い香り。美味しそうというよりも、スパイスが香ります。

42、アニックグタールのバニラ・エクスキューズ
バニラにアニック独特の雰囲気が重なって、甘いだけではないバニラ。結構すっきり目です。樹脂系のすっきりさ。

43、ラルチザンのバニリア
独特のスパイスっぽさを併せ持ったバニラで、甘さはあるけれど、バニラの割合がまだ少なめに感じます。アニス系のすっきりさかも。

44、ラルチザンのジュードフェット
少しアーモンドは香りますが、それでも甘みがまだまだ他のものと比べて少なめで、この中では大人しいドラジェです。

45、フレッシュパルファムのフルールドショコラ

トップのシトラス(レモン)がとても強く、それがひと段落するとココアが顔を出してくる感じです。基本、すっきり系。

46、エルメスのエルメッセンス・ベチバートンカ
ベチバーがあるものの、トンカビーンとバニラがトップから香り、美味しいとまではいかないにしても結構甘いです。

47、ロクシタンのハニージェントルウォーター
ハニーの中では、一番カジュアルで使いやすい香り。とろりとしたテクスチャーで、肌に馴染ませていきます。香りもライト。

48、セレンディピィティのセレンディピタウス
チョコではあるのですが、それ以外の香料がしっかりと香るために、チョコをメインとした「香水」として使いやすくまとめている感じがします。

49、Temper ChocolatesのTemperare #1
チョコレートディップにつけた梨とジンジャーヌガーからヒントを得たそうです。フルーティーシトラスが強めで、そこにジンジャーも香り、まるでスタックスタイルのような雰囲気です。チョコレートは弱いですね。

50、Temper ChocolatesのTemperare #2
ジャスミンを含むグリーンフローラルな精油の香りがとても強くてこれもチョコレートっぽくはないです。

51、Temper ChocolatesのTemperare #3
ボルドーの3種のチョコレートからヒントを得たようで、グリーンのハーブにチョコレートが重なります。ハニーとイチジク、バニラも香りますが、基本グリーン系ですね。

52、Profumi di PantelleriaのJailia
チョコのスパイスにフルーツが香ります。パチョリが強めのために渋さもある大人の香り。

53、MazzolariのLei

ココアにパチョリが香り、トップはシトラスなのですが、次第に深みを増してくる大人の香り。

54、Il ProfuvoのChocolat
チョコレートにスパイスの入った少し独特な香りですが、さっぱりともしていて使いやすいです。

55、Il ProfuvoのChocolat Amere
ビターのココアにフルーツが香るのですが、どことなく動物的な濃厚さがあります。

56、Il ProfuvoのChocolat Frais
フレッシュなだけに3つの中では一番フレッシュさがあります。このブランドはチョコレートで3種あるんですよ。これは一番チョコレートっぽさは少なくて、アクセント程度です。

57、Il ProfuvoのCafe Vert
Ava Luxeに比べたら少ないのですが、それでもちゃんとコーヒーが香ります。どちらかというとカフェオレ系で、それにハーブが重なる感じですね。

58、Il ProfuvoのVanille Bourbon
このブランドのものの中ではバニラが一番強く香ります。重ね付け提唱の製品なので、シングルノートに近いんですよね。それほど複雑ではなくて、シンプルに楽しめるバニラの香りです。

59、Palazzo Vecchioのバニラジンジャー

タイトルそのものの、バニラとジンジャーの香り。トップにシトラスが香り、そこからスパイスとバニラ、ジンジャーが香ります。

60、Palazzo Vecchioのマダガスカル・バニラ
バニラファンのために作られたバニラの香り。ラストノートは「クリーミーノート」ですので、クリーミーなバニラが香ります。

61、Palazzo Vecchioのドルチェ・パチョリ
パチョリに甘さを加えた渋めの香りなのですが、パチョリだけでなくてウッディが強めです。そこに甘さが加わって深みのある香りになっています。

62、ゴーストのディーペストナイト
グルマン系と言われるこの香りですが、ロリータレンピカと同様にこの中では軽めでフルーツクリームっぽさのある香りです。

63、La via del ProfumoのGianduia
ジャンドゥイアというチョコレートの香り。チョコレートの甘さではなくて、カカオスパイスに他のスパイスが混じり、グルマン系というよりはオリエンタルスパイシーな感じです。

64、ジルサンダーのセンセーション
じーっと香っていると、肌で温められてミルクっぽさが出てきます。トワレやEDPではなく、パルファムの方が甘さが出やすいようです。

65、セルジュルタンスのアンボワバニール
基本バニラウッディで、ルタンスの中では分かりやすい香りだと思います。でも、ナンだろ、このミルクっぽさは・・・と思ったら、ココナッツミルクがあったんですね。少しミルクっぽさを持ったバニラウッディという感じです。



チョコレートグルマン系
Bath & Body Worksのチョコレートフォンデュ
コメント:まさにグルマンの王道
Susanne LangのChocolate
コメント:チョコレートそのもの
Susanne LangのWhite Chocolate
コメント:ホワイトチョコだとこうなるというイメージそのままです
次点でランクインするとしたら、コントワール・シュド・パシフィックのアムールドカカオですが、ちょっとカカオ豆が香ばしいのでクッキー系に分類してみました。

チョコレートスパイス系
Il ProfuvoのChocolat
コメント:スパイシーチョコレート
Il ProfuvoのChocolat Amere
コメント:チョコレートというよりもカカオのスパイス
Parfumerie GeneraleのMusc Maori
コメント:うーん、香ばしいです!
食べてしまいたいチョコレートというものではなくて、カカオをスパイスとして組み込んでいる香りです。次点では、Il Profumo di PantelleriaのJailiaかなぁ。

ミルク、クリーム系
Ava Luxeのミルク
コメント:練乳の香り。甘く濃厚な香り。
コントワール・シュド・パシフィックのマタンカラン
コメント:Ava Luxeよりも少しだけ甘さ控えめ。でも十分甘いですが。
ジルサンダーのセンセーション
コメント:パルファムは少しミルクっぽさが出てきます。
次点でランクインするとしたら、Bath & Body Worksのクリームブリュレですね。こちらはカラメルっぽさもあって、まさにグルマン系です。オートレパートのアーモンドミルクもミルクっぽさがあります。

ドラジェ、ルークム系
Ava Luxeのルークム
コメント:はずせないくらいに濃厚。ナッツの強いルークム。
ラルチザンのジュードフェット
コメント:Ava Luxeが凄すぎて、差が激しいです。
Lorenzo Villoresiのタンドネージュ
コメント:一般的にはこれくらいが楽しみやすい香りですね。
次点として入るのが、カルーのドラジェでしょうか。ルタンスケイコメシェリルークムは試していないのでわかりません・・・。

ハニー系
Ava Luxeのハニー
コメント:もう、リアルすぎる蜂蜜の香り。
セルジュルタンスの ミエル・ド・ボワ
コメント:ウッディが強くて美味しいだけではない、クセのある蜂蜜。
ロクシタンのハニージェントルウォーター
コメント:一番カジュアルで優しい香り。

アーモンド系
Ava Luxeのスイートアーモンド
コメント:王道のアーモンド。
オートレパートのアーモンドミルク
コメント:杏仁豆腐系でミルクっぽさがあります。
アクア・ディ・パルマのシチリアアーモンド
コメント:さっぱり系のアーモンド。オイルっぽさもあります。
次点で入るのは、ディオールのヒプノティックプアゾンキャシャレルのグロリアでしょうか。

食べたくなってしまうバニラ系
コントワール・シュド・パシフィックのバニラバナナ
コメント:バニラにバナナで美味しそうな香り代表。
Susanne LangのVanilla Sugar
コメント:このブランドの中ではこの香りが一番バニラが強いです。
Palazzo Vecchioのマダガスカル・バニラ
コメント:やっぱりバニラがメインなのだと主張しています。
バニラそのものではなくて、スパイスだったり、フルーツだったり、さっぱりした香りだったりととにかくいろいろな種類が出ていますから、それぞれがそれぞれに、バニラを楽しめると思いますよ。種類の多さはラーメン並みかもw

クッキー系
Bath & Body Worksのレモンメレンゲ
コメント:レモンチーズクッキー
なし

コーヒー系
Ava Luxeのカフェノワール
コメント:轢き立てのエスプレッソ!!
Il ProfuvoのCafe Vert
コメント:カフェオレにハーブ系
なし

その他グルマン系
Susanne LangのCoconut
コメント:まるでタピオカ
なし
なし



総括とにかく、一言でグルマン系と言っても幅が広くてとても大変でした。グルマン系と言われているロリータレンピカを初めとした部類の香りは、生々しいAva Luxeのようなブランドの中では、かすんでしまうくらいの甘さです。「グルマン系」と呼ぶに相応しい香りというのはやはり、「食べてしまいたくなるような香り」であることではないかと思いますので、基準をそこに置いています。バニラの香りも様々で、ホントにいろいろ種類がありますよねぇ。それぞれがそれそれに楽しくて。今まで激甘系だと思っていたものを、コントワールシュドパシフィックと比較すると、軽い甘さに感じたりして、比較はすごいなぁ・・・と感じます。寒い季節は是非、食べたくなるような甘い香りに包まれてみてはいかがでしょうか?
就寝時に使うと幸せですよ〜♪


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