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開催予定 ■ 2006年8月19日(土)  -------  OPEN 14時〜20時

proficeでのオフ会は初めてなのですが、mixiでの管理コミュとCRIMSONでの告知含めて、3回目となります。1回目は5月にローズをテーマに開催し、2回目は7月初旬にイランイランをテーマに開催致しました。全て生花を用意しての、生花との比較オフ会です。

今回、しっかりと事前に購入をしてみて、開花スピードと水揚げ、湯揚げのタイミングも試したのに、2度目の購入分は、硬い蕾で開花せずに、オフ会時は香りがありませんでした・・・。ちくしょーですよ、ホント。でも2日経った今日もダメなので、開花ってホント難しいですね。3週間前に購入したチュベローズは一回り大きな花で開花したし、香りもそこそこあったのに。中央の画像が試しに購入してみたチュベローズ。下のものが今回のもの。明るさの違いはありますが、明らかに違いますよね・・・。

そんな中でのオフ会でしたが、当日トツゼン参加の方も含めて全7名。ちょうどいい人数でした♪ 今回は、オフ会に参加が難しかった方から、人数分の小分けボトルとなんと、ラルチザンのチュベローズをお送りいただきました。ホントありがとうございます!!国内はおろか、海外でもなかなかないんじゃないですか?Tubereuseというタイトルで1980年以前に発売されていたもののようです。1976年とあった気がします。そんな有難い比較香水もあったのですが、肝心な生花がない、ということで、生花が咲いていた時に基準とした一番近い香りを基として香ったりしてみました。これは詳細は下に。

14時過ぎからご参加頂き、夕方帰られた方もいらっしゃいましたが、全員気づいたらあっという間に20時になってしまいましたね。あたふたと片付けをして、帰られる方を駅までお見送りしてから、時間のある方と夕食を。香りをいろいろ試したので、いつもオフ会の後の食事はタイ料理です。香りはスパイスで隠せ、ですねw

そして、今回もいくつか「タンスの肥やし香水」を頂いてしまいました。 初めて手にしたエリザベスアーデンのグリーンティー!!そう、これだけあってもこんなメジャーなものがないんです。ということで、メジャーなもののレビューもどんどん追加して、広範囲の香水を網羅していきたいと思います。ありがとうございました!!


チュベローズの比較
■イル・プロフーモのチュベローズパルファムコンクリートとEDP
この香りが基本です。まだ発売前の製品で、国内取り扱いをブランドと調整しているために、公開出来ないのですが、100パーセントのチュベローズエッセンスという恐ろしい製品です。販売価格はいくらになるのやら。うちの会社で取り扱いが可能となれば、薬事法にひっかかる成分がない限り取り扱いをしたいと思うんですけど、無理だったら違う会社が取り扱うことになると思います。その際は日本でどこより早くレビューしますからw

■ロベルトピゲのフラカ
新宿伊勢丹で正規取り扱いがスタートしたフラカですが、いろいろと香料を使っているものの、イメージは濃厚なチュベローズです。チュベローズの中でも華やかさのある部分を切り取った感じです。

■ルチアーノソプラーニのチュベローズ
とても安いブランドではありますが、チュベローズの香りはわりと特徴をそのままに捉えています。甘さ、華やかさもほどほどですが、生花を真横に置くと、華やかさが強く感じます。

■Palazzo Vecchioのオータムチュベローズ
こちらの製品は少し青い部分(グリーンさとフレッシュさ)を出している香りです。華やかさというよりもさっぱりしたチュベローズ。生花でも香りの薄いチュベローズはこんな感じかも。付けて、アルコール臭が消えてからが香りが柔らかくなります。渋さが少しあって、それがアニックと共通してます。

■クリードのチュベローズインディアナ
チュベローズはトップにふわりと香りますが、どちらかというとチュベローズにガーデニアを足した感じかなぁ。そこにバニラやイランイランも香ってきて、チュベローズそのものを楽しみたいという方にはイメージと違うかも。ただ、香りはさすがにクリードですから、しっかりとフェミニンにまとまっています。

■ラルチザンパフュームのチュベローズ
ピゲのフラカに比較的良く似ています。ピゲよりも若干甘さがあるかな、という印象ですね。華やかで、とてもフェミニンな少しだけピーチの香りも入ったチュベローズです。白い花というよりもピンクの印象ですね。

■アニックグタールのチュベローズ
これは渋いチュベローズです。渋さがと青みがしっかりと居座るために、チュベローズさが少し薬っぽく香ります。ミドル以降になるとチュベローズらしさが際立ってきてきます。ピゲやラルチザンに比べて甘みが少ない分、ひょっとしたら生花に近いのかも・・・と一瞬感じます。でも、渋さは生花にはないなぁ。

■フラゴナールのチュベローズの練り香水
これはほとんどチュベローズを感じません。バニラが強すぎるのが原因かも、です。

■サンタマリアノヴェッラのチュベローズ
ノヴェッラのチュベローズも少し独特で、ハーブ香もあって、青みの強い香りとなっています。ノヴェッラにありがちなハーブ香や樹脂系の香りではなくて、どちらかというとすっきりしています。甘みの少なさと全体的な感じはPalazzo Vecchioのチュベローズに似ているのかも。フラカが生花の良いところをぎゅっと濃縮して華やかにしているのに対して、こちらは生花っぽくそのまま据え置いた感じですね。

■フレデリックマルのカーナルフラワー
うーん、しっかりとメインはチュベローズなのですが、甘みも強くてココナッツがわりと出ているように感じます。チュベローズらしさというより、チュベローズの持つイメージは最大限に表現されていると思いますのでこれは好きだなぁ。

■エトロのロイヤルパビリオン
調香にはチュベローズがないのですが、香りのイメージはチュベローズとガーデニアということで、そのままですね。総じて、チュベローズとガーデニアを足してグリーン調をちょっと強くした感じです。チュベローズそのものではないのですが、チュベローズやガーデニア系の香りが好きな方にはいいかも。グリーンが強く出ているものは少ないし。

■Mac CosmeticsのHue:Emeraldaire
カラーシリーズのエメラルド。エメラルドというタイトルながら、チュベローズがしっかりと香ります。青みが強く、グリーン系のチュベローズと言いたいところなのですが、グリーンに包み込まれたチュベローズという感じで、グリーンとチュベローズが別物として香ります。

■ディプティックのDo Son
2005年発売の新しいチュベローズの香り。こちらはすっきりとしつつも青さのあるチュベローズで、フラカのような華やかさではなくも生花っぽくまとまっています。とても素敵な香りですよ。

■Ava Luxeのチュベローズ
うーん、チュベローズそのものではないです。バニラとオイルの香りが強くて、ガーデニア、チュベローズ系のフローラルという印象です。下よりもすっきりとした香りです。

■Ava Luxeのチュベローズ・ディアボリック
上のチュベローズよりも高価なデラックスバージョン。こちらもチュベローズそのものではなくて、チュベローズ、ガーデニア系のフローラルです。上と比べてこちの方が香りが艶やかです。ムエットではすっきりとしていますが、肌に乗せると甘みが出てきて上のものよりも少し甘さは強いかな。

■メートル・パリュフムール・エ・ガンティエのチュベローズ
つけた瞬間からぶわーっと広がるチュベローズの香りは系統的にフラカに似ています。ミドルからは少し落ち着くのですが、全体的にとても華やかで、青さとか瑞々しさは少なめですね。華やかでキレイなパーティー用チュベローズ。

Honore des PresのVamp a NY
チュベローズアブソリュートをしっかりと使った青みのあるチュベローズ。でも樹脂香と甘さがかなり強く出てくるため、少しオリエンタル寄りのチュベローズになっています。

Keiko MecheriのTuberose
このブランドの中では天然香料率の高い香りで、きちんとアブソリュートを使用しているのがわかります。アブソリュートだけではなく、きちんと合成香料を加えてバラ寸をとることで、とても素敵な生花らしい香りに。

Le Jardin RetrouveのTubereuse
アブソリュートをきちんと使用しながらも軽やかにまとめた本格的な香り。高価なアブソリュートをこれだけ使用しながら価格が安いことにびっくりです。このブランドの中ではチュベローズのキャンドルが秀逸。

GapのTuberose Coconuts
生花らしい部分は一瞬のうちに消えてしまい、ココナッツの香りだけが残ります。チュベローズというよりもココナッツ系フローラル。

■Serge LutensのTubereuse Criminelle
アブソリュートの中のMethyl salicylateを驚くほど投入した、チュベローズの湿布香。この湿布の部分はミドルで抜けてしまい、中からチュベローズが広がります。ただ、精油感はあまりありません。

■Parfumerie GeneraleのTubereuse Couture
チュベローズの中のピーチやココナッツをバナナに置き換えた変化球な香り。ただ、きちんとチュベローズらしさは感じられます。美しいというよりも、面白い香り。



生花に近いもの
イル・プロフーモのチュベローズパルファムコンクリートとEDP
コメント:バランスがとても良いです。
ディプティックのDo Son
コメント:すっきりと澄んだ生花っぽさのある香り。
サンタマリアノヴェッラのチュベローズ
コメント:そのものではないのですが、比較的生花っぽさが出ていると思います。

天然香料(アブソリュート)を使用しているもの
アニックグタールのチュベローズ
コメント:青いのですが、アブソリュートをそのまま使った渋さが出ています。
Palazzo Vecchioのオータムチュベローズ
コメント:青さがすっきりさを出していますね。
Honore des PresのVamp a NY
コメント:樹脂の甘さが残る辺り、好き嫌いが分かれそう。
Keiko MecheriのTuberose
コメント:アブソリュートだけではないのですが、綺麗です。
Le Jardin RetrouveのTubereuse
コメント:アブソリュートだけではないのですが、軽やかです。
Frederic MalleのCarnal Flower
コメント:少しクリーミーで、生花の濃厚さを出している香り。

華やかなチュベローズ
ロベルトピゲのフラカ
コメント:チュベローズの華やかな部分を取り出して誇張した感じの香りで、とても華やかです。
ラルチザンパフュームのチュベローズ
コメント:青さはありますが、フラカと似た華やかさのある香り。
フレデリックマルのカーナルフラワー
コメント:少しクリーミーで、生花の濃厚さを出している香り
メートル・パリュフムール・エ・ガンティエのチュベローズ
コメント:フラカ似ですが、香りの変化があまり大きくなくて、ずーっと同じ香りを楽しみたい方には良いかも。
   

総括
結果として、本物の天然香料をきちんと使用しているものほど、初心者には使いづらいです。生花の持つ雰囲気を美化して華やかにしたのが香水。ただ、正直に天然のアブソリュートを使用しながらも合成香料で美しくバランスを取っている香水も中にいくつかあります。安価な香りが悪いわけでは決してありませんが、アブソリュートを使用した香水はやはり高価です。香りの質が良いことと使い安さ(好き嫌い)はまた別物であるということが良く分かる香りだと思います。もちろん、僕は天然香料に慣れているので、ワイルドな本物の方が好きですが、一般的には使いにくい個性的な香りだと思います。


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